キングストンヒル
キングストンヒル (Kingston Hill[1]) はイギリス生産の競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2013年のレーシングポストトロフィー(G1)、2014年の英セントレジャー(G1)。 戦績2011年1月15日にアイルランドで誕生。マスタークラフツマンの初年度産駒にあたる[2]。2012年10月のタタソールズセールにて7万ギニーで購買された[3] 2013年9月にアンドレア・アッゼニ騎乗でデビューし、翌月のレーシングポストトロフィーを無傷の3連勝で制してカルティエ賞最優秀2歳牡馬の座に輝いた[2]。 翌2014年は初戦の英2000ギニーこそ8着に沈んだが、英ダービーではクールモアグループの超良血馬オーストラリアと直線でマッチレースの形になり、1馬身1/4差の2着に入った。オーストラリアとの再戦が予定されていたアイリッシュダービーは木曜、金曜の雨予報もあり前売り重馬場が得意なキングストンヒルが1番人気に推されていたが[4]、予想に反して堅い馬場となったため、レース当日の朝に出走取り消した[5]。翌週のエクリプスステークスへスライド出走して4着となった[1]。 秋は英セントレジャーを制し、G1・2勝目を挙げる。ロジャー・ヴァリアン調教師とアッゼニ騎手はともにクラシック初勝利[6]。父マスタークラフツマンにとっても産駒初のクラシック競走制覇となった[7]。 年内最終戦の凱旋門賞では20頭立ての大外枠からの発送となったが、トレヴの4着に粘った[8]。 2015年は左前脚の故障に悩まされ[9]、シーズン終盤の復帰が目指されていたが果たせないまま9月18日に現役引退が発表された[10] 競走成績以下の内容は、Racing Post[1]の情報に基づく。
種牡馬時代2016年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りした。初年度の種付け料は6000ユーロ[11]。 血統表
脚注
外部リンク
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