キャメロット (ゲーム会社)
株式会社キャメロット(CAMELOT CO., LTD.)は、日本のゲーム会社。 歴史1990年、エニックスを経てクライマックスの設立に参画した高橋宏之とビジネス用ソフトを制作する会社に在籍していた高橋秀五の兄弟がセガの出資を受け「株式会社ソニック」を設立。『シャイニング・フォース 神々の遺産』をはじめとするRPGシリーズ『シャイニング・シリーズ』を開発した。 会社名の由来は出資を受けたセガのマスコットキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から。他の候補としては、同じくセガのキャラクターである「オパオパ」などが挙げられていた[2]。 設立以降セガのプラットフォームでの開発が続けられたが、1994年4月4日、他機種参入のために「株式会社キャメロット」を設立し、弟の秀五が社長に就任した。デビュー作はRPG『ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜』で、次作『みんなのGOLF』が大ヒットする。 設立当初はソニックを兄の宏之が、キャメロットを弟の秀五が担当していたが、両社は同じビル内にあり、主要スタッフも同じであることから『シャイニング・フォースIII』の開発を機に両社は合併し(存続会社はキャメロット)、宏之が社長、秀五が副社長になる。その後、任天堂へのゲームソフトの供給に着手。『マリオゴルフ』『マリオテニス』シリーズのほか、RPGの『黄金の太陽』シリーズも開発した。 2006年8月1日、ソフトバンクグループのイレブンアップと協力し、Windows用オンラインゲーム『ゴルフだいすき!〜I LOVE GOLF!〜』を開発することを発表。当面、任天堂製のハードにゲームソフトを供給しないことを明らかにしたものの、『ゴルフだいすき!』は開発が難航してベータテストも中止され、その後、公式サイトが閉鎖されるなど一切の情報が途絶えた状況となっている。 2007年、Wii向けの体感ゴルフゲーム『WE LOVE GOLF!』をカプコンより発売した。その後しばらくは目立った活動は無かったが、2009年開催のゲーム見本市「E3」で『黄金の太陽』シリーズの新作となる『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』(2010年発売)を発表、その後は再び『マリオテニス』『マリオゴルフ』シリーズの開発を行っている。 また、2009年以降は、フィーチャーフォンとスマートフォンのUI設計や対応アプリの開発も手掛けている[3]。 開発作品
関連項目脚注外部リンク |
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