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キキョウ目 (Campanulales) は被子植物の目のひとつで、キキョウ科をタイプ科とするもの。分類体系によって含まれる科は異なる。
分類
APG植物分類体系
APG植物分類体系ではキキョウ科がキク目に入れられているため、キキョウ目の名称は使わない。
クロンキスト体系
クロンキスト体系では7科を含みキク亜綱に属する。約2500種からなる[1]。
- 被子植物門 Magnoliophyta
- 双子葉植物綱 Magnoliopsida
- キク亜綱 Asteridae
- キキョウ目 Campanulales
ダールグレン体系
ダールグレン体系ではキク上目の中に置き、3科を含む。
- 被子植物綱
- 双子葉植物亜綱 Magnoliidae
- キク上目 Asteranae
- キキョウ目 Campanulales
新エングラー体系
新エングラー体系ではキク科をここに含め、双子葉植物でもっとも進化の進んだグループであるとした。
- 被子植物門 Angiospermae
- 双子葉植物綱 Dicotyledoneae
- 合弁花亜綱 Sympetalae
- キキョウ目 Campanulales
- キキョウ科 Campanulaceae
- ナガボノウルシ科 Sphenocleaceae
- ユガミウチワ科 Pentaphragmataceae
- クサトベラ科 Goodeniaceae
- ブルノニア科 Brunoniaceae
- スティリディウム科 Stylidiaceae
- カリケラ科 Calyceraceae
- キク科 Compositae
関連項目
参考文献
- ^ 馬渡峻輔・加藤雅啓・岩槻邦男『バイオディバーシティ・シリーズ 植物の多様性と系統』裳華房、1997年10月20日。ISBN 978-4-7853-5825-9。