ガース・ジェニングス
ガース・ジェニングス(英: Garth Jennings、1972年3月4日 - )は、イギリスの映画監督、脚本家、映画プロデューサー、俳優、作家である[1]。監督作品には、『銀河ヒッチハイク・ガイド』『リトル・ランボーズ』『SING/シングシリーズ』などがある。制作会社Hammer & Tongsを共同設立した。 経歴5歳の時に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に影響され、11歳の頃父の友人が売っていたビデオカメラを使って友人と『ランボー』のような映画を作り始めたことをインタビューで語っている[2]。後にセント・マーチン芸術大学に入学したジェニングスは、後に共同作業者となるニック・ゴールドスミスとドミニク・ラングに出会い、1993年、制作会社Hammer & Tongsを設立した[2]。この制作会社は、主にミュージックビデオの演出や脚本を担当していた[3][4][5]。レディオヘッドの楽曲「Lotus Flower」のミュージックビデオで、ジェニングスは第54回グラミー賞にノミネートされた。 ジェニングスは、ダグラス・アダムズ原作の同名のメディア・フランチャイズの過去の作品を基にした2005年のSFコメディ映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』など、数多くの映画を監督した[4]。 サッチャー政権下の英国の黎明期の夏を舞台にした『リトル・ランボーズ』は、『ランボー』に触発されたアマチュア映画を作ろうとする2人の男子学生の青春物語である。本作は2007年1月22日に2007年サンダンス映画祭でプレミア上映された[6]。その後、ニューポート・ビーチ映画祭、シアトル国際映画祭、トロント国際映画祭、グラスゴー映画祭などで上映された[7]。本作は、第51回BFIロンドン映画祭でも上映された。『リトル・ランボーズ』は、2008年4月4日に英国で公開され、同年5月2日に米国で限定公開された[8]。 2014年1月、ジェニングスがユニバーサル・ピクチャーズとイルミネーションのため、コメディアニメ映画の脚本と監督を務めることが発表された[9]。その結果、2016年12月に『SING/シング』が公開された[10]。また、バスター・ムーンの事務員として働く高齢のイグアナ、ミス・クローリーの声も担当した[11]。続編のタイトルは『SING/シング2』で、2021年12月22日の公開を予定している。 2018年、ジェニングスは『マダム』という短編映画を監督・脚本・共同制作した。本作の舞台は、エレガントな老婦人が暮らすパリの豪邸。そしてその女性の中にはモンスターが住んでいる。 作品出演映画
監督映画
監督ミュージック・ビデオ
脚注出典
外部リンク
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