カラコンティ
カラコンティ(英: Karakontie)は、日本生産、フランス調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2013年のジャン・リュック・ラガルデール賞(GI)、2014年のプール・デッセ・デ・プーラン(GI)、ブリーダーズカップ・マイル(GI)がある。 戦績デビュー前アメリカの種牡馬Bernsteinの産駒を受胎したサンイズアップが、日本で繋養されているバゴと交配するために白老ファームに移動して出産したのが本馬である[1][2]。 2歳(2013年)7月1日コンピエーニュ競馬場の2歳一般戦でステファン・パスキエとのコンビでデビューし、初勝利を挙げる。2戦目のフランソワブータン賞は惜しくも2着だったが、オリビエ・ペリエに乗り替わったロシェット賞を制し重賞初制覇を果たす。パスキエとのコンビに戻ったジャン・リュック・ラガルデール賞では好位追走から直線で逃げ粘るヌーゾーカナリアスをゴール直前でかわしG1競走初制覇を果たした[3]。 3歳(2014年)4月13日のフォンテンブロー賞で始動したがEctotのクビ差2着に敗れる。続く5月11日のプール・デッセ・デ・プーランは直線で馬場の内側から抜け出すと最後はPrestige Vendomeにクビ差退けてG1競走2勝目を挙げるとともに日本産馬初のフランス(欧州)クラシックレース初勝利となった[1][2]。その後、6月1日のジョッケクルブ賞で2冠に挑んだが8着に終わる。秋に入り、10月5日のフォレ賞は見せ場なく11着と惨敗。その後、アメリカに遠征し11月1日のブリーダーズカップ・マイルに出走。12番人気と評価は低かったが、中団馬群から抜け出すと最後はアノダンの追撃を振り切りG1競走3勝目を飾った[4]。 4歳(2015年)ロッキンジステークスから始動予定だったが、脚部不安のため回避[要出典]。その後、クイーンアンステークスも回避し、ジャック・ル・マロワ賞に目標を切り替えることになった。ジャック・ル・マロワ賞で復帰したが久々が堪えて6着。続くムーラン・ド・ロンシャン賞は3着と好走する。アメリカに遠征し、連覇をかけて挑んだブリーダーズカップ・マイルは11着に沈み、このレースを最後に現役を引退。ゲインズウェイファームで種牡馬入りした。 種牡馬成績
※太字はG1競走 血統表
祖母の半兄にG1を3勝し大種牡馬となったKingmambo、同じく半姉にG1を3勝したEast of the Moonがいる。 脚注
外部リンク
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