「カム・オン」(別名:「レット・ザ・グッド・タイムズ・ロール」;Come On、Let the Good Times Roll)はニューオーリンズのR&Bアーティスト、アール・キングが作詞作曲した楽曲。
概要
キングは、1960年に「Darling Honey Angel Child」のタイトルでこの曲をエイス・レコード傘下のレックスに初めてレコーディングした(リリースは翌1961年1月)[4]。同年の後半になって、この曲に新たな歌詞を付け、2部構成の楽曲としてインペリアル・レコードに吹き込んでいる。タイトルも新しく「Come On」となり、A面に「Come On – Part I」、B面には「Come On – Part II」が収録される形で、1960年11月にシングル・リリース(Imperial X5713)された[5]。
ディーゼルは2011年のEP『7 Axes』で自身のバージョンを披露している。2013年には、フロー・ライダーが「Let It Roll」の中でフレディ・キングの1974年のレコーディングからコーラスの一部サンプリングしてクレジットした上で使用している。
キングによる再演
1977年、キングはルイジアナ州メテリーのナイト・スタジオで再演版をレコーディングした。「Come On (Let the Good Times Roll)」とタイトルが付けられたこのバージョンにはヘンドリックスの影響が感じられる。ソネット・レコードからリリースとなったアルバム『That Good New New Orleans Rock 'N Roll』に収録されている[9]。
^“IAJE What's Going On”. Jazz Education Journal (Manhattan, Kansas: International Association of Jazz Educators) 37 (5): 87. (April 2005). ISSN1540-2886. ProQuest1370090.
^Make It Funky! (DVD) (英語). Culver City, California: Sony Pictures Home Entertainment. 2005. ISBN9781404991583. OCLC61207781. 11952。
注釈
^米国オリジナルのリプリーズ盤のLPはタイトルを「Come On (Part I)」とした一方、英国トラック・レコード盤ではPart Iは記載しない「Come On」とした。