エクセレブレーション
エクセレブレーション (英:Excelebration[1]) はアイルランド生産、イギリスおよびアイルランド調教の競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2011年のムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)、2012年のジャック・ル・マロワ賞(G1)、クイーンエリザベス2世ステークス(G1)。 戦績2歳時(2010年)イギリスのマルコ・ボッティ厩舎から2010年5月にデビュー。2戦目で勝ち上がり、2歳シーズンを3戦2勝で終える[3]。 3歳時(2011年)2011年は英2000ギニーの前哨戦グリーナムステークス(G3)で怪物フランケルと初対戦し、4馬身差の2着に敗れる。その後、目標を独2000ギニー(G2)に切り替え、7馬身差で圧勝する。本国に戻ったセントジェームズパレスステークス(G1)でフランケルの3着に敗れると、陣営は再び英国外のレースに照準を定め、フランスのムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)で初のGIタイトルを獲得した。しかし、クイーンエリザベス2世ステークス(G1)ではまたしてもフランケルの圧倒的な強さの前に4馬身差の2着に敗れる[3]。 4歳時(2012年)古馬となった2012年は、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎に転厩して迎える[6]。同国での初戦となったグラッドネスステークス(G3)を快勝してからロッキンジステークス(G1)、クイーンアンステークス(G1)でフランケルに挑むも、それぞれ5馬身差、11馬身差という大差をつけられての2着となった。これにより、3歳時から通算してフランケルと5度対戦し、4度目の2着となった[7]。 続くジャック・ル・マロワ賞(G1)ではライアン・ムーアと初コンビを組む予定であったが、直前にムーアが落馬負傷のためキャンセルとなり、クリストフ・スミヨンが代打騎乗して2度目のG1制覇を果たす[7]。フランケルが中距離路線に転戦してライバル不在となったクイーンエリザベス2世ステークス(G1)では3馬身差の楽勝でG1・3勝目を飾る。その後はブリーダーズカップ・マイル(GI)に出走したがワイズダンの4着に敗れ、同レースを最後に現役を引退した[3]。 競走成績以下の内容は、Irish Racing.comの情報[3]に基づく。
種牡馬時代現役引退後はクールモアスタッドで種牡馬入りした。初年度産駒から2017年のセントジェームズパレスステークス(GI)を制したバーニーロイが出ている[8]。 主な産駒
血統表
参考
外部リンク
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