エクスプロイダーエクスプロイダー(Exploder)は、プロレス技の一種である。英語圏ではT-ボーン・スープレックス(T-Bone Suplex)と呼ばれている。 概要秋山準が若手時代に考案し、現在でも使用している技。裏投げの派生技と認識されており、秋山自身が名付けるまで「裏投げスープレックス」「変形キャプチュード」などと呼称された。エクスプロイダーとは、当時の秋山の通称「超新星」から新星爆発をイメージし、「爆発」を意味する英単語「Explosion」とプロレスの投げ技である「スロイダー」の合成造語。 相手の側面から裏投げのように組み付き、片腕で相手の首筋付近を、もう片腕で相手の腿を抱え込み、そのまま後方へブリッジするように反り投げる。相手は肩口や背面からマットへ斜めに落とされる。相手の実力や状況に応じて落とす角度を調整しやすい利点もある。 秋山は、素早く相手を捕らえて投げることができ、かつ落とし方を調整しやすい投げ技の必要性を感じ、試行錯誤の末に考案したとインタビューで語っている。 主な使用者
派生技急角度式エクスプロイダー
リストクラッチ・エクスプロイダー
エクスプロイダー・オブ・ジャスティス
Tボーン・スープレックス
アキヤマ・クラッチ
エクストマック・クラッシャー
ダブルリストクラッチ式変形エクスプロイダーブリザード・スープレックスブリザード・スープレックス(Blizzard Suplex)は、プロレス技の一種である。通称「ブリザード」[2]。 概要飯塚高史が考案した、相手の抱え方がエクスプロイダーに酷似する投げ技。ただし、エクスプロイダーのように縦もしくは斜め上ではなく、ブロックバスター同様に相手を引っくり返すように投げつける。その後、ブリッジを維持しつつ相手の体を抱えたままピンフォールする「ホールド技」である。相手を投げ捨てるエクスプロイダーとはその点が異なる。 ブリザード・スープレックスはエクスプロイダーに先駆けて開発されたが、同技には投げ捨て式が存在しなかった。そのため、ホールド式をブリザード・スープレックス、投げ捨て式をエクスプロイダー[3]と呼ぶ傾向があった。 その後、飯塚自身がエクスプロイダーと同型の投げ捨て式ブリザード・スープレックスのみを使用するようになり、投げ捨て式の場合も”ブリザード・スープレックス”と呼ばれはじめ、ホールド式がほぼ消滅状態となった。現在では両者の技を同様の技として扱う場合もある。 主な使用者脚注関連項目 |
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