ウスタ行政区(ウスタぎょうせいく、アラビア語: الوسطى)は、オマーンの行政区。中心都市はハイマー(英語版)。2011年10月28日に「地方」から「行政区」に移行した[1][2]。
マシーラ島に近いバル・アル=ヒクマーン(アラビア語版)一帯の海岸のアルカリ性の湖と湿地、サンゴ礁、二枚貝の礁、マングローブ、サブハはEuphorbia riebeckii(スウェーデン語版)、トーマストゲオアガマ(英語版)、グリーンソーフィッシュ(英語版)、Rhinobatos punctifer(スペイン語版)、ザトウクジラ、サメ、エイおよび多くの種の鳥類と魚類の生息地で、2023年に「ウスタ行政区湿地保護区」としてラムサール条約登録地となった。オマーン国内唯一のエビ漁業もこの地域で行われる[3]。
ウスタ行政区は4つの州(ウィラーヤ)に分かれる。
座標: 北緯20° 東経56° / 北緯20度 東経56度 / 20; 56