ウインザー競馬場
ウインザー競馬場(Windsor Racecourse)は、イギリスのバークシャー州ウィンザーにある競馬場。イギリスに2つしかない8の字コースの競馬場の1つである。ロイヤルウィンザー競馬場とも呼ばれる。 概要ウインザー競馬場は、テムズ川沿いにあり、テムズ川本流とクルーワーミルストリーム(Clewer Mill Stream)の間にある大きな島を占めている。8の字コースで、1マイル、1m2f(約2000m)、1m3f99y(約2299m)のレースはすべて右回りである。一周距離は1m4f(約2400m)を少し超える程度だが、1970年代後半までは約1m6f(約2800m)であった。6f(約1200m)のコースはほぼ直線コースである。 歴史ウィンザー地域では、ヘンリー8世の時代から競馬とつながりがあるが、1866年までウインザー競馬場ではレースは行われなかった。 1998年12月にナショナルハントレース(障害競走)を廃止し、完全に平地競走に切り替えた。しかし、2000年代半ばにアスコット競馬場が改装をする間、代わりに障害競走を施行するなど、それ以降もナショナルハントレースを開催することもあった。1987年にデイヴィッド・トンプソン(David Thompson)がウインザー競馬場の過半数の株式を取得し、1999年にArena Leisure PLCに売却されるまでトンプソンが会長を務めていた。 2012年10月15日、リチャード・ヒューズ騎手がウインザー競馬場で行われた8レース中7レースを優勝した[1] [2]。 主要なレース
その他映画ラストオーダー(Last Orders)の撮影地として使われた。 ドラマバーナビー警部のシーズン8のエピソードの1つBantling Boy(闇に下る鉄槌)の撮影地でもある。 2012年ロンドンオリンピックでは、一時的にウインザー競馬場とボートとカヌーの競技会場であるイートン・ドーニー(Dorney Lake)を結ぶ橋がテムズ川につくられた。競馬場は、イートン・ドーニーを行き来する観客の送迎地点として役立った[3]。 脚注
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