ウィル・ポールター
ウィル・ポールター(Will Poulter, 1993年1月28日 - )は、イギリスの俳優。 来歴映画『リトル・ランボーズ』(2007)のリー・カーター役、[1]『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』(2010)のユースチス・スクラブ役、『なんちゃって家族』(2013)のケニー・ロスモア役、 ヤングアダルト向けのSF小説を映画化した『メイズ・ランナー』(2014)のギャリー役で知られている。 ロンドンはハマーストーンで生まれる。ロバート・パティンソン、ジョージ・マッケイなどを輩出したハロディアン・スクール出身。在学中は失読症や発達性協調運動障害に悩まされ、のちに「努力すればどうにかなるものだとは感じなかった。とても心を乱されたよ。そんな中で、とても好きな作品に巡り合えた。それが生きる希望だったね」と語っている。 またハロウィーンの仮装で『トイ・ストーリー』に登場するいじめっ子、シドに扮し、いじめ防止キャンペーンを支援したこともある。 2009年、ナルニア国物語の3作目『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』にキャスティングされる。撮影には家族が数名同伴した。 2010年、『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』で知られる映画監督デクスター・フレッチャーの短編に参加。映画・ウィルの演技ともに絶賛された。 2012年、ブリストル大学でドラマ学を専攻。翌年、俳優業に専念するため退学。 『The Fault in Our Stars』の脚本を気に入りオーディションに参加したウィルだったが、惜しくも受からず、役はアンセル・エルゴートに奪われた。 2014年『メイズ・ランナー』にギャリー役で出演。映画のヒットと比例して出演キャストの評判も上がり、ウィルは「俳優人生のターニングポイントとなった作品だ」と語る。 同年の『Glassland』も高い評価を受け、ウィルは「この映画の一部になれた事は最も誇れる」と語る。さらにこの年、ジョージ・マッケイ、デイン・デハーンなどと同時に英国アカデミー賞にノミネートされ、見事ライジング・スター賞を受賞。また、『なんちゃって家族』の功労に対してMTVムービー・アワード ブレイクスルー演技賞が贈られた。なお、英国アカデミーでウィルの名前を読み上げたのはエディ・レッドメインである。 その後、ウィルはヴァニティ・フェアが選ぶ『23人の俳優〜ハリウッドの新しい波〜』に選出。同じく選出されたジャック・レイナーは、のちに『デトロイト』、『ミッドサマー』で共演することになる盟友である。 2015年には『レヴェナント: 蘇えりし者』で、レオナルド・ディカプリオをはじめとした豪華先輩俳優たちと共演。 2017年の『デトロイト』で魅せた迫真の演技も高い評価を得る。 ホラー映画『IT/イット』(2017年版)では、ペニーワイズ役を打診されていたが、スケジュールの都合で辞退。後任はビル・スカルガルドが務め、映画は大ヒットした。 2018年『ザ・リトル・ストレンジャー』でドーナル・グリーソンと共演。 フィルモグラフィ映画
テレビ
ゲーム
受賞歴受賞
ノミネート
出典
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