ウィリー・カルフーン
ウィリー・ショーン・ラモント・カルフーン(Willie Shawn Lamont Calhoun, 1994年11月4日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ヴァレーホ出身のプロ野球選手(外野手)。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。右投左打。 経歴プロ入り前2013年のMLBドラフト17巡目(全体518位)でタンパベイ・レイズから指名されたが、契約せずにヤバパイ短期大学へ進学した。 プロ入りとドジャース傘下時代アリゾナ大学在学時の2015年、MLBドラフト4巡目(全体132位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズでプロデビュー。A級グレートレイクス・ルーンズとA+級ランチョクカモンガ・クエークスでもプレーし、3球団合計で73試合に出場して打率.316、11本塁打、48打点、2盗塁の成績を残した。 2016年はAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、132試合に出場して打率.254、27本塁打、88打点の成績を残した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。 2017年はAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーした。 レンジャーズ時代2017年7月31日にダルビッシュ有とのトレードで、A.J.アレクシー、ブレンドン・デービスと共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、移籍前を含めて3球団合計で128試合に出場して打率.300、31本塁打、93打点、4盗塁の成績を残した。9月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、同日のシアトル・マリナーズ戦にて「7番・左翼手」で先発出場してメジャーデビュー(結果は4打数無安打)。この年メジャーでは13試合に出場して打率.265、1本塁打、4打点の成績を残した。 2019年は83試合に出場し、打率.269、初の2ケタ本塁打となる21本塁打、48打点を記録した。≒ 2020年はスプリングトレーニングでのロサンゼルス・ドジャースとの試合中に、フリオ・ウリアスの95マイル(≒153km/h)の速球が顎を直撃して骨折[4]。7月25日の開幕2試合目には復帰を果たしたが、怪我の影響もあり、29試合に出場して打率.190、1本塁打、13打点という成績に終わった[5]。 2021年は75試合に出場し、打率.250、6本塁打、25打点を記録した。 2022年は後述の移籍まで18試合に出場し、打率.136、1本塁打、2打点という成績だった[5]。 ジャイアンツ時代2022年6月23日にスティーブン・ダガーとのトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[6]。9月12日にメジャーに昇格して4試合に出場したが8打数1安打に終わり、18日にDFAとなり[5]、マイナー契約で残留したものの、オフの10月12日にFAとなった[5]。 ヤンキース時代2023年1月12日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[5]。開幕は傘下AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで迎えたが、4月8日にアクティブ・ロースター入りした[7]。7月28日にDFAとなり[8]、8月1日にFAとなった[9]。 エンゼルス時代2023年12月6日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[10]。2024年5月1日にメジャー契約を結んでアクティブロースター入りした[11]。 選手としての特徴小柄だが、マイナーで2016年には27本塁打、2017年には31本塁打を放ったパワーが魅力[12]。本来は二塁手だったが、2017年のレンジャーズ移籍後より外野手がメインとなった。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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