イルフォニック
IllFonic, LLC(イルフォニック)はアメリカのコロラド州ゴールデンに拠点を置くインディーゲーム開発会社。ワシントン州タコマとテキサス州オースティンに支部を設けている。チャールズ・ブルンガート(Charles Brungardt)、ケドリン・ゴンザレス(Kedhrin Gonzales)、R&Bのアーティスト/プロデューサーとして知られるラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)らによって2007年に創立された。IllFonicは非対称型対戦ゲームの開発を得意としており、これまでに「13日の金曜日:ザ・ゲーム(原題:Friday the 13th: The Game)」 、「プレデター:ハンティン・グラウンド(原題:Predator: Hunting Grounds)」、「ゴーストバスターズ/スピリッツ・アンリーシュド(原題:Ghostbusters: Spirits Unleashed)」などを開発している。 IllFonic設立者の一人であるチャールズ・ブルンガートは大学卒業後、プロデューサー兼レコーディング・エンジニアとして働いており、当時に活動していたR&Bアーティストのラファエル・サディークからゲーム開発会社の設立を提案される。[2] ブルンガートは幼少期からゲームやプログラミングに興味を持っており、[3]その後ロサンゼルスからデンバーに拠点を移しケドリン・ゴンザレスと共にガレージでIllFonicを設立してゲーム開発に着手した。[2] なおサディークも発案者として共同設立者の一人となっている。[4] スタジオ設立後も拠点を転々としており、アパートの一室やバーの上の階をスタジオとして使っていたが2013年6月にコロラド州デンバーのGolden Triangle地区に落ち着いた。[2] ちなみに2010年3月5日、バーの上の階にスタジオを構えていた当時、スタジオの隣にあったヘッドショップに強盗が入り、勘違いした地元警察がIllFonicのスタジオに乱入、スタッフ3名が手錠をかけられ銃を突きつけられるアクシデントが発生した。[5] 2020年1月には元ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント幹部であるジオ・コルシ(Gio Corsi)が最高製品責任者としてIllFonicに加わっており、同時期には3つ目のオフィスをテキサス州オースティンに開設している。 2024年6月には1980年代の映画「Killer Klowns From Outer Space(邦題:キラークラウン)」を原作にしたゲーム「キラークラウン:ザ・ゲーム」が発売される。映画の原作者・制作者であるキオド兄弟もゲーム開発に監修として携わっている。[6]
出典
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