イオン・クテラバ
イオン・クテラバ(Ion Cuțelaba、1993年12月14日 - )は、モルドバの男性総合格闘家。キシナウ出身。ティモシュコフ・スポーツクラブ/CSAモルドバ/MMAファクトリー所属。 来歴青年期にグレコローマンレスリングを始める。その後サンボと柔道を始め、両方でモルドバ国内王者に輝いた。2012年、サンボのモルドバ代表として欧州選手権に出場し、90kg級で金メダルを獲得した[1]。2012年にプロ総合格闘技デビュー。 UFC2016年6月18日、UFC初出場となったUFC Fight Night: MacDonald vs. Thompsonでミシャ・サークノフと対戦し、肩固めで3R一本負け[2]。 2016年12月3日、The Ultimate Fighter 24 Finaleでジャレッド・キャノニアと対戦し、0-3の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。 2018年3月8日、米国アンチドーピング機関(USADA)が2017年10月18日に実施した競技外の抜き打ち検査の際に、クテラバが代替療法であるオゾン療法を行ったことをドーピング管理書類に記載するが、オゾン療法の一部は世界アンチ・ドーピング機構(WADA)で禁止されているため、USADAは調査を行い、クテラバが受けたオゾン療法が自己輸血を伴うものだったことが判明、しかし、USADAはクテラバが自主的に申告した事と禁止されていると知らずにオゾン療法を受けた事を認め、出場停止の期間を短縮し、クテラバに6か月間の出場停止を科した[4]。 2018年7月28日、UFC on FOX 30でライトヘビー級ランキング15位のガジムラド・アンティグロフと対戦し、スタンドパンチ&肘打ち連打で1RTKO勝ち[5]。 2019年4月27日、UFC Fight Night: Jacaré vs. Hermanssonでライトヘビー級ランキング11位のグローバー・テイシェイラと対戦。1Rにバックハンドブローでぐらつかせ、パウンドでTKO寸前まで追い込んだものの、立て直されて2Rにリアネイキドチョークで逆転の一本負け[6]。 2020年2月29日、UFC Fight Night: Benavidez vs. Figueiredoでマゴメド・アンカラエフと対戦し、開始38秒にスタンドパンチ連打でTKO負けを喫したが、レフェリーのストップを巡って論争が起こり、再戦が組まれることとなった[7]。 2020年10月24日、UFC 254でライトヘビー級ランキング11位のマゴメド・アンカラエフと再戦し、カウンターの左ストレートでダウンを奪われパウンドで1RKO負け[8]。 2022年5月14日、UFC on ESPN: Błachowicz vs. Rakićでライトヘビー級ランキング13位のライアン・スパンと対戦し、ギロチンチョークで1R一本負け。 2022年9月10日、UFC 279でライトヘビー級ランキング13位のジョニー・ウォーカーと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負け[9]。 戦績
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia