アンディ・キング (1988年生のサッカー選手)
アンドルー・フィリップ・"アンディ"・キング(Andrew Philip "Andy" King, 1988年10月29日 - )は、イングランド・デヴォン州バーンステイプル出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF(セントラルミッドフィールダー)。 クラブ歴レスター9歳の時にチェルシーFCのアカデミーに入団したが[2]、高校入学の際にレスター・シティFCのユースチームに移籍。2006-07シーズンにトップチームのメンバーに登録された[3]。翌2007-08シーズンに本格的にプロデビュー。11試合に出場したもののチームは奮わず、チャンピオンシップ (実質2部) からリーグ1 (実質3部) に降格。2008-09シーズンはレギュラーに定着し、46試合に出場し9得点を記録。クラブは3部リーグで優勝を飾り、1年で2部リーグに復帰した。 以降はレスターの中心選手として活躍し、2013-14シーズンはチャンピオンシップでリーグ優勝を飾り、自身にとっても念願のプレミアリーグでのプレーが実現することになった[4]。 2014-15シーズンは降格寸前の4月から驚異的な巻き返しを見せ、リーグ14位で終えた。クラウディオ・ラニエリを新監督に迎えた2015-16シーズンは、エンゴロ・カンテの加入などで出場機会が減ったものの、チームはジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズの活躍などで快進撃を展開し、強豪を退けリーグ優勝を達成。ブックメーカーが開幕当初に設定した優勝予想オッズが5001倍(同等のオッズにネス湖にネッシーが存在する等[5])であったことも話題になるなど、この史上最大の番狂わせは「奇跡」とも称された。自身はリーグ1、チャンピオンシップ、プレミアリーグの3カテゴリーで優勝を経験した初の選手となった[6]。 期限付き移籍2017年10月にクロード・ピュエルが新監督に就任すると出場機会が減少。2018年1月31日、シーズン終了までスウォンジー・シティAFCへ期限付き移籍となることが発表される[7]。プロデビュー以降初の移籍を経験し、11試合2得点を記録した。 レンタルバック後の2018-19シーズンは出場機会がFAカップに限られ、2019年1月31日にチャンピオンシップのダービー・カウンティFCへローンとなった[8]。退団したジョー・レドリーの穴を埋め、フランク・ランパード監督によりリーグ戦4試合連続でスタメンに起用されるが、2月25日のノッティンガム・フォレストFC戦で足首を負傷[9]。残りのシーズンを棒に振った。 2019年8月、レンジャーズFCへシーズンローンとなる[10]。しかしスティーヴン・ジェラード監督の下でカップ戦を含め計5試合の途中出場に止まり、12月21日にローン期間を短縮しレスターへ帰還した[11]。 シーズン後半はチャンピオンシップのハダーズフィールド・タウンFCへのローンでプレーした[12]。2019-20シーズン終了を以て14年間在籍したレスターとの契約が満了となり、キング・パワー・スタジアムを後にする[13]。 ルーヴェン半年間のフリー期間を経て、2021年1月よりレスターと同じくキング・パワーがオーナーを務めるベルギーのOHルーヴェンに加入[14]。 ブリストル2021年7月2日、ブリストル・シティFCにフリー移籍で加入し、1年延長オプションオプション付きの1年契約を結んだ[15]。 2022年6月30日、1年の契約延長とクラブの選手兼コーチに就任することが発表された[16]。 2024年5月3日、今シーズンをもっての引退を発表した[17]。 代表歴イングランド生まれのキングだったが、叔父がウェールズ生まれだったことから、ウェールズ代表で闘うことを選択。2007年にU-19代表に選出され、2009年5月22日のエストニア戦でフル代表デビュー。2010年8月11日のルクセンブルク戦では、代表戦初ゴールを記録[18]。UEFA EURO 2016にも出場している[19]。 個人成績
代表
タイトル
関連項目脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia