ノッティンガム・フォレストFC
ノッティンガム・フォレスト・フットボール・クラブ(Nottingham Forest Football Club)は、イングランド・ノッティンガムシャー州・ノッティンガムを本拠地とするサッカークラブである。 1979年、1980年にUEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)を2連覇した古豪である。 歴史現存するイングランドのプロクラブとしては、同じくノッティンガムを本拠地とするノッツ・カウンティFCに次いで二番目に古く、ライバルのノッツ・カウンティのホームスタジアム、メドウ・レーンとシティ・グラウンドはトレント川の対岸同士で200メートルしか離れていない。ブライアン・クラフ監督時代にはジョン・ロバートソン、トレヴァー・フランシス、ピーター・シルトンらを擁してUEFAチャンピオンズカップ2連覇を果たした。 1978年シーズンにはリーグ初優勝を果たしている(これ以降2016年にレスター・シティFCが優勝するまでの38年間初優勝チームはなかった)。1978-79シーズンのチャンピオンズカップ決勝マルメFFとの対戦ではフランシスの得点で大会初優勝を果たし、翌1979-80シーズンのチャンピオンズカップ決勝のハンブルガーSVとの対戦ではロバートソンの得点で2連覇を果たした。1981年2月に行われた第1回トヨタカップのヨーロッパ代表で、南米代表のナシオナル・モンテビデオと国立競技場で対戦し0-1で敗れた。 1989年4月15日にヒルズボロ・スタジアムで起きたヒルズボロの悲劇と呼ばれる事故は、ノッティンガム・フォレストとリヴァプールとの試合中に発生した。スチュアート・ピアースやロイ・キーンらの活躍で、1990-91シーズンのFAカップ、1991-92シーズンのリーグカップ決勝に進出するも、いずれも準優勝。1998-99シーズンに2部に降格した。 2017年5月18日、オリンピアコスFCのオーナーでもあるエヴァンゲロス・マリナキスがクラブを買収した[3]。2021-22シーズン、EFLチャンピオンシップの昇格プレーオフ決勝でハダースフィールド・タウンFCに1–0で勝利。24年振りとなるプレミアリーグ昇格を決めた[4]。 2022-23シーズン、冬の移籍マーケットでの補強を含めるとケイロル・ナバス、アンドレ・アイェウ、レナン・ロディ、ジェシー・リンガード、ら30人のプレーヤーを獲得したものの残留を争うことになったが[5]、37節のアーセナル戦をタイウォ・アウォニイの決勝ゴールで勝利して残留を果たした[6]。 2023年8月、幼い頃からノッティンガム・フォレストのファンであり、世界的に有名な建築事務所ベノイを傘下に持つハンドリーハウス(Handley House)の最高経営責任者のトム・カートレッジ(Tom Cartledge)がクラブの新たな会長に任命された[2]。 2023-24シーズン序盤は一時8位まで順位を上げていたが、17節終了時点で降格圏手前の17位にまで低迷。それを受けて2023年12月19日、24年ぶりのプレミアリーグ昇格と前シーズンのプレミアリーグ残留に大きく貢献したスティーヴ・クーパー監督を解任した[7]。後任は11月までサウジアラビアのアル・イテハドを率いていたヌーノ・エスピーリト・サント監督となった[8]。シーズン終盤の2024年3月には、2020年から2023年の会計期間中にプレミアリーグが定める財務規定を違反していたとして勝ち点「4」が剥奪されたため一時は降格圏の18位にまで転落するも、最終的に17位でシーズンを終えて2季連続でのプレミアリーグ残留を果たした[9]。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
過去の成績
欧州の成績
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。 登録外の選手注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
ローン移籍
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:ノッティンガム・フォレストFCの選手」を参照
脚注
外部リンク
|