アレクサンドルス・カウナ
アレクサンドルス・カウナ(Aleksandrs Cauņa、1988年1月19日)は、ラトビア、ダウガフピルス出身で同国代表の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF。なお実際のラトビア語での姓の読み方はツァウニャ(ロシアではЦауняと表記されている)。 経歴初期のクラブ1988年、ラトビア東部の都市ダウガフピルスにて生まれる。1995年にディナブルグFCのユースに入団し、そこで7年間を過ごした。2002年から2005年までの期間にはスコントFCのユースに在籍した。2006年、JFKオリンプスと契約しプロキャリアを始めた。同年にはユース時代を過ごしたスコントFCへ移籍。シーズンでは2部リーグ10試合出場の2得点を挙げ1部リーグでも10試合出場の2得点を挙げ、ラトビア年間最優秀若手選手賞に選出された。 ワトフォードFC2009年2月、フットボールリーグ・チャンピオンシップ所属のワトフォードFCにシーズン終了まで契約でレンタル移籍をした[1]。3月3日に行われたプリマス・アーガイルFC戦の74分にジョン・ハーレイとの交代でピッチに立ちデビュー。2009年4月7日のサウサンプトンFC戦では得点を挙げた。 PFC CSKAモスクワ2011年2月1日、ロシア・プレミアリーグ所属のPFC CSKAモスクワへ4ヶ月の期限付き移籍をした[2]。2011年2月17日、UEFAヨーロッパリーグのPAOKテッサロニキ戦でデビューを果たした。 2011年6月27日、太ももの怪我で満足に試合に出場することはなかったものの、CSKA陣営はカウナの能力を高く評価し、5年契約で完全移籍をした [3]。移籍金は50万ユーロ[1]。
サイドハーフを主戦場とし、チームメイトのマルク・ゴンサレス、ゾラン・トシッチ、本田圭佑とポジションが被る[4]が、ゴンサレスは怪我で長期離脱をし、本田も怪我で離脱していた。 2011年10月18日、UEFAチャンピオンズリーグ 2011-12 グループリーグのトラブゾンスポル戦(3-0)では後半17分にゾラン・トシッチとの交代でピッチに立ち、14分経過した31分、ヴァグネル・ラヴからのクロスにボレーで合わせて得点をし、CSKAモスクワ移籍後初得点を決めた。また、UEFAチャンピオンズリーグ初得点でもあった[5]。2011年12月7日、インテル戦(2-1)では後半32分にセク・オリセーと交代してピッチに立ち、41分コーナーキックからヴァシリ・ベレズツキーの得点をアシスト[6]。そのまま試合は終了し、CSKAモスクワの決勝トーナメント進出に貢献した。 2011年12月中旬、クラブでの活躍と代表での活躍が認められて、2011年度のラトビア年間最優秀選手賞に選出された[7][4]。しかし、クラブでは途中出場(15試合中4試合に先発出場の計449分)に甘んじていた[8]。 2012年1月16日、スペイン合宿の練習中に第5中足骨を疲労骨折した(2ヶ月で回復)[9]。2012/13シーズンは昨シーズンとは打って変わり、リーグ戦がウィンターブレイクに入る前に出場した18試合で16試合に先発出場(1323分)するなど[10]、レギュラーとして試合に出場した。2012年12月中旬、2年連続2度目となるラトビア年間最優秀選手賞に選出された[11]。 代表2007年6月2日、UEFA欧州選手権2008予選のスペイン代表戦でA代表デビュー。2009年3月28日、2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のルクセンブルク戦の71分にラトビアA代表として初となる得点を決めた。2011年度はUEFA欧州選手権2012予選と親善試合で4ゴールを挙げた。 代表での得点
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンクアレクサンドルス・カウナ - National-Football-Teams.com |
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