アルフレッド・フィガロ
アルフレド・フィガロ・フィガロ(Alfredo Fígaro Fígaro , 1984年7月7日 - )は、ドミニカ共和国サマナ州サマナ出身のプロ野球選手(投手)。 従兄弟はフェルナンド・ロドニーである。 経歴タイガース時代2006年にアマチュア・フリーエージェントでデトロイト・タイガースと契約を結んだ。この年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプレーし14試合に登板、4試合で先発し3勝1敗、防御率0.70の成績を残した。 2007年はA級オネオンタ・タイガースに昇格し11試合に登板、4勝2敗、防御率3.38の成績をあげてレイクランド・タイガースに呼ばれた。レイクランドでは4試合に登板し0勝2敗であった。 2008年、A級ウェストミシガン・ホワイトキャップスに所属19試合に登板し完投勝利2回を含む12勝をあげて123イニングで96奪三振の成績を残した。このシーズンもレイクランドに呼ばれたが5試合に先発し0勝5敗、防御率4.91に終わった。 2009年、AA級エリー・シーウルブズに所属、4月にはイースタンリーグ週間MVPにも選ばれた[1]。この年5勝2敗、防御率4.20の成績をあげた[2]。同年6月20日、メジャーリーグに昇格。3試合に先発し17イニングで16奪三振をあげたが、防御率6.35で2勝2敗であった。 2010年、メジャーでは中継ぎを中心に8試合に登板。防御率6.75、0勝2敗であった。オフの12月14日に放出された。 オリックス時代2010年12月17日にオリックス・バファローズが獲得を発表した[3]。 2011年は開幕第3戦である4月14日の福岡ソフトバンクホークス戦で来日初登板・初先発を果たすが、2回表の5失点が響き敗戦投手になった。その後2試合登板も勝ち星はつかず、登録抹消される。再登録された5月12日のソフトバンク戦では、小久保裕紀に通算400本塁打となるソロ本塁打を打たれるも、6回までその1失点に抑える好投で来日初勝利を挙げ、以降5連勝を記録。6月15日の交流戦の横浜ベイスターズ戦では、加賀繁から来日初ホームランのソロ本塁打を放った。しかし、この試合以降は、好投しても打線の援護に恵まれないなど白星が頭打ちとなり、8月下旬で一旦登録抹消。9月に復帰後はリリーフでの登板機会もあり、9月18日のロッテ戦では3回から8回途中までのロングリリーフで1失点に抑えて白星を挙げ、続く9月25日の日本ハム戦では先発で7回無失点の好投で復調したが、10月2日の楽天戦では3回3失点で降板、10月5日の西武戦ではビハインドの登板で1回4失点と打ち込まれ、以後は二軍降格。結局、8勝6敗、防御率3.42の成績に終わった。 2012年は金子千尋の故障もあって、3月30日のヤフードームでの開幕戦、チームの外国人投手としては2004年の具臺晟以来8年ぶりに開幕投手を務めるも5回3失点で敗戦投手になる。その後も自身が粘りの投球を見せても、69回のうち援護点が僅か12得点、7月7日の対ロッテ戦で5得点の援護があったがその他の試合では最大1得点しか貰えない程、打線の援護にことごとく恵まれなかった。また、要所で制球を乱す場面もある等、結局は11試合の登板で未勝利に終わり、2004年の川崎憲次郎(当時・中日)以来、8年ぶりに開幕投手のシーズン未勝利となった。オフにはドミニカ共和国のウィンターリーグに参加。12月19日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結ぶが、オリックスが自由契約公示しない中での契約となり、オリックス球団本部補佐の横田昭作は「(FAの)身分について解釈の食い違いがあるのではないか」と話した[4]。 2013年1月28日にオリックスが契約放棄を発表した[5]。 ブルワーズ時代オリックスの契約破棄後はブルワーズとマイナー契約が成立し、2013年3月30日にブルワーズとメジャー契約を結んだ。6月24日に斜筋を痛め、6月25日に15日間の故障者リスト入りした。7月24日に復帰。8月16日にAAA級ナッシュビル・サウンズへ降格したが、8月30日に再昇格した。この年は33試合に登板し、3勝3敗1セーブ、防御率4.14だった。 2014年3月22日にAAA級ナッシュビルへ異動した。 ブルワーズ退団後2014年11月28日、韓国プロ野球・三星ライオンズと契約した。 2015年3月28日、SKワイバーンズ戦で公式戦開幕投手を務め、韓国初勝利を記録。13勝を記録したが同年限りで退団。 2016年6月24日、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結ぶ。 2017年2月9日、台湾プロ野球・統一ライオンズと契約した。同年限りで退団。 2018年は所属球団がなく、オフにドミニカ共和国のウィンターリーグに参加した。 プレースタイル最速99mph(約159km/h、日本での最速は157km/h)の威力あるストレートに加え、変化球は80mph序盤のスライダー・カーブ・チェンジアップを有する。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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