アリエル・フラード
アリエル・ボリバル・フラード・アグラサル(Ariel Bolívar Jurado Agrazal, 1996年1月30日 - )は、パナマのコクレ県アグアドゥルセ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。愛称はバートロ・コローンの若い頃を思い出させるところからバートリト(Bartolito)[1]。 メディアによっては「フラド」と表記されることもある。 経歴プロ入りとレンジャーズ時代2012年12月にテキサス・レンジャーズと契約してプロ入り。 2013年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズでプロデビュー。9試合に先発登板して6勝0敗、防御率2.39、47奪三振を記録した。 2014年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、14試合(先発3試合)に登板して2勝1敗、防御率1.63、35奪三振を記録した。 2015年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、22試合(先発15試合)に登板して12勝1敗、防御率2.45、95奪三振を記録した。 2016年はA+級ハイデザート・マーベリックスとAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、2球団合計で24試合(先発22試合)に登板して8勝6敗、防御率3.66、106奪三振を記録した。 2017年はAA級フリスコでプレーし、27試合に先発登板して9勝11敗、防御率4.59、95奪三振を記録した。シーズン途中にはテキサスリーグのオールスターのメンバーに選出された。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2018年は開幕をAA級フリスコで迎え、5月19日にメジャー初昇格を果たした[3]。同日のシカゴ・ホワイトソックス戦にて先発でメジャーデビュー(4.2回を4失点で敗戦投手)[4]。この年メジャーでは12試合(先発8試合)に登板して5勝5敗、防御率5.93、22奪三振を記録した。 2019年は32試合(先発18試合)に登板して7勝11敗、防御率5.81、81奪三振を記録した。 メッツ時代2020年8月5日に後日発表選手[注 1]と金銭とのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した[7]。メッツではわずか1試合の登板にとどまり、オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[8]。 無所属2021年はいずれの球団にも所属せず、1月にトミー・ジョン手術を受け、その後はリハビリに専念した[9]。 ツインズ傘下時代2022年3月20日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[10]。6月にA級フォートマイヤーズ・マイティマッスルズで実戦復帰し[11]、その後AAA級セントポール・セインツで14試合に登板して2勝を挙げたが[11]、メジャー昇格の機会はなく、オフの11月10日にFAとなった[10]。 キウム時代2022年11月25日、韓国プロ野球(KBO)のキウム・ヒーローズと、契約金・年俸85万ドル、出来高15万ドルで1年契約を結んだ[9][12]。2023年は11勝を記録、2024年もキウムと再契約する[13]。 2024年11月30日、自由契約選手として公示された[14]。 サムスン時代2024年12月6日、サムスン・ライオンズと2025年の外国人選手として契約した[15]。 投球スタイル投球の半分以上をツーシームが占めており、変化球ではチェンジアップ、スライダー、カーブを投げる[16]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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