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権五俊（クォン・オジュン、朝鮮語: 권오준、1980年 3月9日 - ）は、大韓民国ソウル特別市出身の元プロ野球選手（投手）。

経歴

高校卒業からプロ入りしたが、最初の4年間は2軍暮らしで、1軍の試合に登板したのは入団5年目の2003年からだった。

翌年の2004年から中継ぎの軸として救援だけで11勝をあげる活躍。

2005年から宣銅烈監督の築いた鉄壁のブルペン陣の一員になる。抑えの呉昇桓につなぐ7、8回担当のセットアッパーとして重用され、2005年と2006年の連覇に貢献した。

しかし、2007年以降は故障などで出番が減り、セットアッパーの役割も鄭現旭、安志晩などに取って代わられていたが、2010年は中継ぎ陣の一角として起用され復活を遂げ、2012年まで活躍した。

しかしその後故障により2013年は一軍登板がなく、2014年も1試合のみの登板にとどまった。

2015年も一軍未勝利に終わったが、2016年は4年ぶりの勝利を記録し、以降も中継ぎとして起用される。

2020年10月29日、現役引退を発表し、10月30日のNCダイノス戦の引退試合で^[1]9回表の先頭から登板し、姜眞成を4球で打ち取り呉昇桓に交代した^[2]。

年度	チーム	平均自責点	試合	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	四球	四球	奪三振	失点	自責点
2003	三星	3.13	13	0	1	0	1	0.000	94	23	22	2	5	1	10	9	8
2004		3.23	47	11	5	2	7	0.688	619	153.1	128	15	40	7	142	56	55
2005		2.29	46	3	1	17	1	0.750	247	63	47	4	14	3	69	17	16
2006		1.69	67	9	1	2	32	0.900	328	80	61	6	32	3	83	16	15
2007		3.41	34	3	5	0	6	0.375	154	34.1	32	2	11	6	28	18	13
2008		4.32	19	0	0	0	3	0.000	72	16.2	16	1	2	3	17	8	8
2009		0.00	2	0	0	0	0	0.000	9	1.2	2	0	2	0	1	0	0
2010		3.58	42	1	0	2	3	1.000	141	32.2	39	1	5	4	32	15	13
2011		2.79	53	1	1	0	11	0.500	203	48.1	48	2	10	2	52	17	15
2012		2.95	46	1	3	0	10	0.250	174	42.2	32	2	13	0	48	15	14
2014		18.00	1	0	0	0	0	-	6	1	3	0	0	0	0	2	2
2015		8.04	30	0	0	0	0	-	131	28	33	5	9	5	24	27	25
2016		3.88	41	1	3	0	7	0.250	194	46.1	48	9	11	3	35	20	20
2017		5.14	45	1	2	0	1	0.333	233	56	57	11	14	4	55	32	32
2018		3.95	47	3	1	1	2	0.750	189	43.1	43	7	12	3	52	21	19
2019		5.23	43	3	0	0	3	1.000	187	43	49	7	12	2	26	25	25
2020		8.44	17	0	2	0	1	0.000	72	16	22	3	3	0	10	18	15
通算	17シーズン	3.64	593	37	25	24	88	0.597	3053	729.1	682	77	195	46	684	316	295