アメリカ合衆国サッカー連盟2部プロフェッショナルリーグ
アメリカ合衆国サッカー連盟2部プロフェッショナルリーグ(USSF Division 2 Professional League (D2 Pro League)[1])は、2010年にアメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)より、1シーズンのみ暫定的に開催されたセミプロサッカーリーグである。対立していたユナイテッドサッカーリーグ(USL)と北米サッカーリーグ(NASL)が歩み寄りを見せ、12チームで行われた。リーグはアメリカ合衆国とカナダによって構成されるメジャーリーグサッカーに次ぐ2部組織だった[2]。 歴史2009年8月27日、ユナイテッドサッカーリーグの法人スポンサーだったナイキがその資本を投資信託会社のNuRock社へ売却した。これに端を発したいくつかの参加クラブがUSLの方針に合わないとして、2009年のシーズン終了後、北米サッカーリーグを立ち上げ独立した。その後両リーグ間で訴訟問題に発展したが、アメリカ合衆国サッカー連盟が仲介を行い、2つのリーグを形式上再統合してこのリーグが誕生した。 12チームが「USLカンファレンス」と「NASLカンファレンス」2組に分かれてリーグ戦を行った。 翌2011年からNASLを2部リーグ相当、USLの1部リーグ「USL Pro」を3部相当とし、各クラブがそれぞれのリーグに所属。USSF2部プロリーグは1年で解散された。 参加チームの一覧
ポット分け
試合方式予選リーグは年間30試合で、同じカンファレンスに属するクラブとは4回総当り(20試合)、異なるカンファレンスとは1回総当り(6試合)に加え、カンファレンスに関係なく本拠地の近い地域の4チームと更に1試合ずつ追加で対戦を行う。 勝ち点は勝ち3・引き分け1・負け0で、それぞれのカンファレンスの1位が自動的に決勝トーナメントに進出。2位以下のチームはカンファレンスに関係なく、全12チームの勝ち点上位8位までのチームが進出する。 決勝トーナメントは8チームがたすきがけの方式(通算成績1位対8位、2位対7位、3位対6位、4位対5位)でまず1回戦を行い、以後は勝ち抜き制である。試合は2試合(ホーム・アンド・アウェートーナメント)の合計得点で競い、2試合の得点の多いチームが次のステップに進む。ただし2試合を終了しての合計が同点の場合、第2試合終了後に延長戦→PK戦を行う。 年度別カンファレンス予選・年間総合優勝一覧
ベストイレブン
脚注
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