アミル・アルバジ
アミル・アルバジ(アラビア語: امير البازي、英語: Amir Albazi、1993年10月27日 - )は、イラクの男性総合格闘家、柔術家。バグダード出身。イングランド・ロンドン在住。エクストリーム・クートゥア所属。UFC世界フライ級ランキング3位。アミール・アルバジとも表記される。 来歴イラクの首都バグダードで生まれ、7歳の時にイラク北部のクルディスタンへ移住し、その後シリアに約1年半滞在した。最終的に、移民と難民が人口の60%を占めるストックホルム郊外のブレダンへ移住した。幼少期は喧嘩などのトラブルが絶えず、10代でストリートギャングに加わるなど荒んだ生活を送った。テレビでUFC初期の試合を観て総合格闘技に興味を持ち、街で最安値の総合格闘技ジムでトレーニングを始めた。2013年にロンドンへ移住し、ローハンプトン大学を卒業した。 グラップリング世界選手権の62kg級で金メダルを2度獲得し、アジア選手権ではイラク人史上初となる金メダルを獲得した。 2009年、16歳でプロ総合格闘技デビュー。Bellator等の団体に出場し、13戦12勝の戦績を残す。 UFC2020年7月19日、UFC初出場となったUFC Fight Night: Figueiredo vs. Benavidez 2でマルコム・ゴードンと対戦し、三角絞めで1R一本勝ち[2]。 2023年6月3日、UFC on ESPN: Kara-France vs. Albaziでフライ級ランキング3位のカイ・カラ=フランスと対戦し、2-1の判定勝ち。なお、海外MMAメディアサイトの採点では21人中19人の記者がカラ=フランスの勝利を支持した[3]。 2024年11月2日、1年5カ月ぶりの復帰戦となったUFC Fight Night: Moreno vs. Albaziでフライ級ランキング2位の元UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノと対戦し、0-3の5R判定負け[4]。 戦績
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