アプリリア・RS125R (Aprilia RS 125 R) は、アプリリアがロードレース世界選手権(MotoGP)125ccクラスに参戦するために製造したロードレーサー。アプリリア・AF1の後継として製造された。1991年にデビューし、その後多くのアップグレードが施された。
RS125R(後継のRSA125を含む)は13回の世界タイトルを獲得している(うちデルビ・ブランドで2回、ジレラ・ブランドで1回)。特に2006年 - 2011年にかけては125ccクラス6連覇を達成した。
概要
1991年型の燃料タンクは12リッターの容量であったが、1994年に13リッター、1995年には14リッターに改良された。オリジナルのキャブレターは Dell'Orto VHSB 39 であったが、1996年に Dell'Orto VHSD 41 、2006年には Dell'Orto VHSG 42 にアップグレードされた。
1996年以降、フロントブレーキは直径300mmのカーボン製シングルディスクとなったが、その後275mmに縮小され、2000年からはダブルディスクに戻された。
2007年以降、新型のRSA125が開発され、一部のライダーに供給された。RSAは旧型に比べ多くの改良点があり、その中にはインテークシステム及びエンジンの改良が含まれる。2011年一杯でMotoGPの125ccクラスが終了しMoto3クラスへ移行したため、MotoGPからは姿を消したが、旧型はいくつかのアップグレードが施され、RS 125 LEとして現在も使用されている。
RSA(およびRS125の「進化」版)は「アプリリア」ブランドだけで無く、同じピアッジオグループの「ジレラ」「デルビ」ブランドでもグランプリに投入された。
本マシンで世界チャンピオンを獲得したライダー
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スーパースポーツ | | |
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ツアラー | |
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ネイキッド | |
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デュアルパーパス |
- トゥアレグ
- RX50
- RX125
- RXV450
- ペガソ
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スーパーモタード |
- MX50
- MX125
- SXV450
- SXV550
- ドルソデューロ750
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クルーザー | |
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スクーター | |
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競技用車両 | |
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