アブドッラー・シルバーヤ
アブドッラー・ハーリド・シルバーヤ(英: Abdullah Shelbayh, 英語発音: /ˌæbˈdʌlə ʃɪlˈbaɪə/; 阿: عبد الله شلباية, MSA発音: /ʕabd aɫ.ɫaːh ʃil.baː.ja/, アラビア語レバント方言発音: [ʕab.ˈdɑlˤ.lˤɑ ʃɪl.ˈbæː.je]; 2003年11月16日 - )は、ヨルダン出身の男子プロテニス選手。ATP自己最高ランキングはシングルス188位・ダブルス518位。身長180cm、体重73kg。左利き、バックハンドは両手打ち。 経歴14歳まではヨルダンで父からテニスの指導を受けた。 ラファエル・ナダルのファンで、利き腕を右から左へ矯正。14歳からララ・ファイサル王女の援助を受けて、ラファ・ナダル・アカデミーに入学しマヨルカ島へ移住。 2021年からフロリダ大学に1年だけ在籍。ベン・シェルトンとチームメイトになり、ベンの父でありコーチであるブライアンから指導を受けた。2022年6月にプロへ転向するためにマヨルカ島に戻った。大学は通信教育で続けたが、12月に退学する[1]。 2022年7月にITFの大会のシングルスで連続優勝。8月のラファ・ナダル・オープンでワイルドカードとして本戦入りしチャレンジャーデビュー。初戦のシュトリッカーを2-0で下し、ヨルダン出身の選手としては初めてチャレンジャーの大会で勝利を挙げた。この大会はベスト4まで勝ち進んだ。 2023年2月のマナーマのシングルスでチャレンジャー決勝に初進出。決勝はコキナキスに0-2で敗れ、準優勝となった[2]。 同月カタール・オープンでワイルドカードとしてATPツアーデビュー。初戦で權順宇にフルセットで敗れた。 4月のムルシア・オープンのダブルスでダニエル・リンコンとペアを組み、チャレンジャーで初優勝を挙げる。 同月のバニャルカで予選を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦のエリアス・イマーをストレートで下し、ATPツアー初勝利を挙げる[3]。2回戦はケツマノビッチに2-0で敗れた。 5月のマドリード・オープンでワイルドカードとしてマスターズデビュー。シングルス・ダブルス共に初戦で敗れた。 10月のチャールストンで、チャレンジャーシングルスで2回目の優勝を挙げる。 11月のモゼール・オープンでシングルスベスト16まで勝ち進み、ATPランキングTOP200入りを果たす[4]。 同月のネクストジェンATPファイナルズにワイルドカードとしてエントリー[5]。 ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝シングルス: 4勝2敗
ダブルス: 3勝2敗
ジュニアグランドスラム ダブルス決勝
脚注
関連リンク
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