アブデラマン・サンバ
アブデラマン・サンバ(Abderrahaman Samba、1995年9月5日 ‐ )は、モーリタニア出身でカタール国籍の陸上競技選手。専門はハードル競走の400mハードル。自己ベストは46秒98のアジア記録保持者。2019年ドーハ世界選手権の銅メダリストである。 経歴2015年5月6日からカタールに移り住み、2015年10月1日にカタールの市民権を取得。2016年5月6日からカタール代表として競技することが可能になった[2]。 2017年、3月28日のSasol-NWU国際男子400mハードルで自己ベスト(49秒24)を大幅に更新する48秒31をマーク。この種目わずか3レース目でMubarak Al-Nubiの持つカタール記録(48秒17)に迫ると、初の主要国際レースとなった5月5日のダイヤモンドリーグ・ドーハ大会男子400mハードルでは48秒44をマークし、2位のカーロン・クレメント(49秒40)に約1秒の差をつけ圧勝した[3][4][5]。8月のロンドン世界選手権男子400mハードルには今季世界ランク8位(48秒31)で臨むと[6]、6日の予選と7日の準決勝をともに全体5位で突破(49秒39と48秒75)。雨の降る中で行われた9日の決勝ではカタールの帽子を被って臨むと、10台目のハードルを越えた時点で3位につけメダルを争いを繰り広げていたが、その直後にバランスを崩しメダル争いから脱落。初の世界選手権は49秒74の7位に終わった[7][8]。 2018年、4月19日の競技大会男子400nハードルで自己ベスト(48秒31)を大幅に更新する47秒90のカタール新記録を樹立[9]。47秒台に突入すると、5月4日のダイヤモンドリーグ・ドーハ大会男子400mハードルでも記録を大幅に短縮する47秒57をマークし、2位に1.51秒の差をつけ圧勝した[10]。6月30日には世界歴代2位にあたる46秒98をマークする。46秒台は1992年のケビン・ヤング以来の記録である。 自己ベスト
主な成績
ダイヤモンドリーグ
脚注
外部リンク
|