もころん
もころんは、小田急電鉄が使用するマスコットキャラクター。「子育て応援」をテーマとしており、2023年8月にデビューした[1][2]。小田急電鉄の登録商標(第6806355号、第6833534号)。 誕生の経緯小田急電鉄では子育て世代の利用喚起や沿線移住を目指して、2021年に「子育て応援ポリシー」を打ち出し、2022年からは「子育て応援車」の設定や ICカード乗車券での小児運賃を一律50円とするなどの施策を導入した[3][4][5]。こうした取り組みの一環という形で、「子育て応援を象徴するマスコット」として制定された[3]。 キャラクターについてデザイン・名称デザインはウサギをモデルとしており、名称は「もこもこな容姿」「小田急・お子さま・応援の頭文字3つのアルファベット"O"を入れる」「ロマンスカーとの語呂合わせ(ろん)」から決められた[3][6]。また色は、ブランドカラーの青を主体として、ロマンスカーに伝統的に使用されているオレンジ色を尾や手足に配している[3]。 設定チャームポイントは「もこもこしているところ」で、趣味は「電車を見たり、乗ったりすること/お出かけしてたくさん学ぶこと」[7]。ロマンスカー(小田急70000形電車[3])をモチーフとした「おきにいり」のポシェットを肩にかけている[7]。目と耳で「いつも楽しいことをさがして」おり、外出(おでかけ)が好きで、空・花・虫・鳥を見ると「ワクワク」する[7]。 反響2024年12月には、LINEヤフーが検索実績等のビッグデータに基づく分析により抽出した「2025年にヒットが期待されるキーワード10点」の1つに選ばれた[8]。この発表の中で、もころんには「男女全年代から幅広く検索されている」というコメントが付されている[8]。 もころん号![]() ![]() 2023年11月29日より、5000形電車5055編成[2]の前面部分にラッピングがされ、「もころん号」として運転を開始した[2]。 2024年5月31日に初代の「もころん号」の運行を終了してリニューアルを施し、2024年6月4日に改めて第二代「もころん号」として運行を再開した[1][2]。「もころん号」の運行期間は当初2024年5月までの限定としていたが、評判がよかったことからイラストを増やすリニューアルの上で期間延長に踏み切ったと報じられており、10両編成のうち、1 - 5号車と6 - 10号車で内装のイメージをそれぞれ「夕空」「朝空」と分けている[9]。2024年10月19日には唐木田駅でイベント・グッズ販売、2024年10月27日には、『もころん号』の乗車ツアー&撮影会が行われた[10]。 脚注
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