びわ湖温泉
びわ湖温泉(びわこおんせん)は、かつて滋賀県大津市茶が崎にあった温泉。茶が崎温泉とも呼ばれた。当項では唯一の温泉宿泊施設だったびわ湖温泉 紅葉(びわこおんせん こうよう)および前身の施設についても記述する。 泉質効能びわ湖温泉 紅葉
びわ湖温泉 紅葉(びわこおんせん こうよう)はかつて滋賀県大津市に所在した温泉旅館。閉業時の運営会社は、京都市に本部を置くジャパンレジャーサービスグループ (JLS) の子会社・びわ湖紅葉株式会社(旧「琵琶湖リゾートホテル株式会社」)。 1946年(昭和21年)、 施設・サービス沿革→「びわ湖パラダイス」も参照
1966年(昭和41年)、隣接地に遊園地・びわ湖温泉紅葉パラダイス(のちのびわ湖パラダイス)が開業し、周辺は2つの施設を核としたレジャーランドとなった。ホテル紅葉は同園内において、ヨーロッパ製の鉄道車両を用いた列車ホテルも営業していた。びわ湖パラダイスは1998年(平成10年)12月に閉園した(閉園後の状況等はリンク先参照)。 2006年(平成18年)3月1日、運営主体・丸玉観光株式会社(京都市)が倒産(特別清算)。ホテル改装と「びわ湖パラダイス」の不振などによる負債を抱えたため。これに先立ち、丸玉観光はJLSに「旅亭 紅葉」を売却した。 2011年(平成23年)6月期の売上高は24億円、純利益は6,700万円。 2012年(平成24年)10月、運営会社は同ホテルを2013年1月末に閉館すると発表。改装などで集客増を図ったものの好転しなかったうえ、建物自体の老朽化が進んだためとしている[3][4]。閉館後、約200名の従業員は解雇され、建物は隣接の賃貸マンションとともに解体された[5]。 跡地は一体的な再開発がなされ、スーパーマーケット「バロー茶が崎店」[6](2016年(平成28年)12月16日開店)とマンション「プレサンスレジェンド琵琶湖」(2018年(平成30年)5月竣工)が建設された。 テレビCM「ホテル紅葉」時代は、同ホテルおよび「紅葉パラダイス」や「びわ湖パラダイス」のテレビCMが盛んに放送されていた。特に前者はテレビ朝日系列のスポーツ中継枠『ビッグスポーツ』などのスポンサーについたことで全国で放送され、玉井京子の歌唱による曲調が歌謡曲調から突然演歌調に変わるCMソングが知られた[注 1][2][7]。 「旅亭 紅葉」に改称した後もテレビCMの放送は続いたが[注 2]、こちらは全国ネットの番組では放送されず、玉井の楽曲も使用していない。 脚注注釈出典
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