はりま勝原駅
はりま勝原駅(はりまかつはらえき)は、兵庫県姫路市勝原区熊見にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である[1]。 概要福井県の越美北線(九頭竜線)に同じ字を使う勝原駅(読みは「かどはらえき」)が存在するため、旧国名を冠した播磨勝原駅の仮称で建設が進められていたが、旧国名を平仮名表記に変えて、はりま勝原駅となった[2]。 歴史当駅は姫路市の要望により開設した請願駅である。計画当初は2007年3月18日の開業を予定していたが、建設工事が遅れたこと等から、開業は2008年3月15日にずれ込んだ。 年表
駅構造12両編成対応相対式ホーム2面2線を有する地上駅であり、橋上駅舎を備える。ホームには待合室が設置されている。2008年3月15日の開業時点からエレベーターが設置されているが、エスカレーターは設置されていない。 業務委託駅(JR西日本交通サービス受託)[7]。 のりば
ダイヤ日中時間帯は1時間に3本停車する[1]。 上り列車のうち2本は大阪方面への普通列車で、網干を始発とし西明石から快速として運転する。基本的には姫路駅にて新快速と接続をするが、特急列車運転の兼ね合いで、10分以上接続時間が生じる列車も存在する。残り1本は姫路行普通列車で、赤穂線の播州赤穂から来て11時台後半以降は姫路で新快速と接続する。 下り列車のうち2本は大阪方面から来る普通列車の網干行きである。残り1本は姫路始発の普通播州赤穂行きである。3駅先の相生で山陽本線から分岐する赤穂線に入る電車で、相生で主に岡山方面行きに接続する。 朝晩は、岡山方面列車が姫路発着となり、新快速を含む網干発着列車・播州赤穂方面列車が増えるため、上下共に停車本数が増える。 利用状況開業前の予想では1日平均約5,000人の乗降客を見込んでいた[9]。年々利用客が増えている。 2021年度の1日平均乗車人員は4,781人である[10]。 近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[10]。
駅周辺駅周辺は住宅開発等が著しい。ただし、京見会館は都市景観重要建築物に指定されており、保護されている。2004年12月3日には、駅南側の姫路市大津区大津町にイオン姫路大津ショッピングセンター(現在はイオンモール姫路大津)が開店した。なお、駅至近にあったマックスバリュ熊見店は、駅新設直前の2008年2月20日に閉鎖し、売り場面積を拡充の上、同年7月10日にリニューアルオープンした。 また駅前には出入口が回転ゲート式バイク自転車が停められる有料の駐輪場が開業同日にオープンした。 駅南方約1 kmには兵庫県立姫路南高等学校が立地している。
バス路線
隣の駅脚注
関連項目
外部リンク
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