なんでも解決! もひかん家の家族会ぎ
『なんでも解決! もひかん家の家族会ぎ』(なんでもかいけつ もひかんけのかぞくかいぎ)は、もひかんによる日本の書籍。大阪府在住のトラック運転手の著者がTwitterにて公開した毎月開催する「家族会議」の「議事録」がそのユニークな内容から話題となり、2017年2月14日にワニブックスから書籍化された[1]。 2017年10月には『もひかん家の家族会ぎ』(もひかんけのかぞくかいぎ)と題して中村優一主演によりテレビドラマ化され、東名阪ネット6加盟6局にて放送された[2][3]。 概要大阪府在住のトラック運転手の著者はかねてから家族の緊急時や家族行事にあたって家族5人で集まり話し合う場をその都度設けていたが、2015年9月、仕事中にわき見運転による事故を起こして損害賠償の支払いのため会社に対し借金を負ったことを契機に、家族各自が個々の目標を立て話し合う「家族会議」を毎月第1日曜日に開催することとなった[4][5]。「家族会議」は1回20分から30分で、前月の目標の達成度について5分、当月の目標について5分、その月の議題について15分程度を話し合い[6]、やや字が汚いのが気になっていたという長女・なごみが丁寧に字を書くきっかけになればと書記として「議事録」を記すこととなり、ご褒美として「議事録」の右下に好きな絵を描くことを許された[5]。 著者自身の各月の目標は一貫して「前を見て運転」であり、トラック運転手の仲間のフォロワーに向けて「もう事故を起こしません」「私は前を向いて運転します」との決意表明としてTwitter上に「議事録」の投稿を開始したところ[5]、そのユニークな内容が話題となって多くの人々の目に留まり、当初200人ほどだったフォロワー数も7万人を突破[4][6]。メディア等でも注目を集め、テレビの情報番組でも繰り返し取り上げられるようになった[7]。2017年2月には、「議事録」に加えて会議中の会話の内容や日々の絵日記を新たに書き下ろして書籍化され、ワニブックスから刊行された[1]。 書籍化に伴う印税の一部は、家族会議での家族の総意によりあしなが育英会へ寄付されている[8][9]。 2017年5月度の「家族会議」の「議事録」において、月例の「家族会議」の開催のきっかけとなった債務の完済を報告[10]。大きな目標がなくなったこと、リスク管理が難しくなったことを理由に、翌6月度をもってTwitter上での「議事録」の公開を終了した[11]。 登場人物
テレビドラマ
『もひかん家の家族会ぎ』(もひかんけのかぞくかいぎ)と題して、東名阪ネット6加盟6局の共同制作により2017年10月17日から12月19日まで[注 1]放送された[12]。全10話。主演は中村優一[2][3]。 キャストもひかん家その他スタッフ
放送日程
ネット局福島中央テレビと北陸朝日放送以外の太字6局は、全て東名阪ネット6加盟の独立局であり、共同制作局である。
関連番組
関連イベント
関連商品脚注注釈出典
外部リンク
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