ならず者 (曲)
「ならず者」(ならずもの、Desperado)は、アメリカ合衆国のバンド、イーグルスが1973年に発表した楽曲。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では494位にランクされている。 概要作詞作曲はドン・ヘンリーとグレン・フライ。リード・ボーカルと作詞はヘンリーが務め、当時26歳の彼が友人へ綴った、非常に内省的なものになっている。 録音はロンドンのアイランド・スタジオで行われた。ストリングスの編曲はジム・エド・ノーマン。ヘンリーによれば、プロデューサーのグリン・ジョンズが制作費をかけず素早くアルバムを作ろうとしていたため、曲の録音に4、5テイクしか与えられなかったという[1]。 同名のアルバムに収録され、シングルカットはされなかったものの、後に数々のアーティストによってカバーされ、映画やテレビなどにも頻繁に使われる、イーグルスを代表する楽曲の一つとなった。 1980年発売の『イーグルス・ライヴ』、1994年発売の『ヘル・フリーゼズ・オーヴァー』などにライブ・バージョンが収録されている。 Honey L Daysによるカバー
「デスペラード」は、日本のロックデュオ・Honey L Daysのメジャー10作目のシングル。 概要
収録曲
解説
タイアップ
外部リンクその他のカバー
このほか、2007年のグラミー賞授賞式で、ドン・ヘンリー本人を前にして歌手のキャリー・アンダーウッドが歌ったり、アメリカ横断ウルトラクイズにおいて「今年も多くの敗者が去っていった」のBGMに、リクルートの企業CM「情報が人間を熱くする。」にも使用される。2007年のドラマTBS日曜劇場「華麗なる一族」の挿入歌や2010年公開の映画「十三人の刺客」の主題歌に使用されるなど、ロックというジャンルを越えたスタンダード・ナンバーとして本国のみならず、日本でも根強い人気を示している。 脚注注釈出典
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