なにわ筋
概要区間は大阪市北区の大淀中1交差点(国道176号)から西成区潮路二丁目(岸里交差点から約150メートル西方、松虫通との合流地点)までの約8.3キロメートル。全線大阪府道41号大阪伊丹線および都市計画道路加島天下茶屋線のそれぞれ一部区間に当たる。 戦災復興都市計画によって新設された南北幹線道路で、都心部の土佐堀1交差点 - 塩草2交差点間は片側3車線、それ以外は片側2車線となっている。都心部は御堂筋をモデルに造られており、2本の分離帯で本線と側道に分かれる同じレイアウトだが、幅員が40メートルと御堂筋の24間(約43メートル)に比べてやや狭いものとなっている。また、長堀川と道頓堀川への架橋については、御堂筋の新橋と道頓堀橋がどちらも幅員24間であるのに対して、なにわ筋の西大橋と西道頓堀橋はどちらも幅員22メートルとかなり狭いものとなっている。なお、長堀川の埋立に伴って西大橋は撤去されており、西大橋交差点(長堀通との交点)は幅員40メートルが確保されている。中央分離帯がないため本線右車線が右折専用となっている箇所が多いが、一方通行化以前の御堂筋のような大渋滞はまず起こらない。 長らく西成区北部の長橋交差点を南端としていたが、1996年以降西成区内で南伸工事が行われ、2003年4月には、鶴見橋商店街を越え、西成区梅南二丁目付近(都市計画道路津守阿倍野線・西成区内での通称梅通りとの交点)まで暫定開通した。さらに2010年3月30日14時には、西成区梅南二丁目付近から同区潮路二丁目付近までの1.09キロメートルが暫定2車線の対面通行で供用を開始[1]し、全線開通となった。2013年2月22日午前に梅南二丁目付近 - 岸里交差点間が4車線に拡幅された。 関西国際空港へのアクセス向上のため、北梅田駅(仮称)とJR難波駅および南海新難波駅(仮称)・新今宮駅を結ぶ地下鉄なにわ筋線計画がある。 通過する区施設北区(大淀)
北区(中之島)
なにわ筋にある鉄道駅
交差する通
脚注
関連項目 |