でいじーもんきー

でいじーもんきー
タッグチーム
メンバー 鈴芽
遠藤有栖
名称
  • でいじーもんきー
デビュー 2022年
団体 東京女子プロレス

でいじーもんきーは、東京女子プロレス所属のプロレスラー鈴芽遠藤有栖によるタッグチーム。略称は「でじもん」。

来歴

鈴芽遠藤有栖はプロレスラーとしてのキャリアは1年4ヶ月あまりの差がある[注釈 1]が、ともに1998年生まれ[注釈 2]。遠藤がデビューして約1ヶ月後の2021年2月11日後楽園ホール大会で、初めて2人でマジカルシュガーラビッツ瑞希&坂崎ユカ)と対戦[1]して以来、しばしばタッグを組んで試合をする機会があった。

2022年3月26日大手町三井ホール大会でのプリンセスタッグ王座挑戦者決定戦で、荒井優希&宮本もか組を破って挑戦権を獲得[2]4月9日の後楽園ホール大会で、王者チームのマジカルシュガーラビッツに挑戦をすることになった。この頃、すでに2人のタッグは「ありすず」と呼ばれていたが、王座挑戦に際して改めてチーム名を決めることとなり、鈴芽の好きな花である「デイジー」に、語感が良いからという理由で「モンキー」をつけ、平仮名で「でいじーもんきー」と命名した[3]。当日は、連携技やタッチワークを駆使して王者組を追い込まんとするが、当時の東京女子プロレスを代表するタッグチームであるマジラビには敵わず、遠藤が瑞希のダイビング・フット・スタンプを受けて3カウントを奪われ、王座獲得はならなかった[4]

2023年は第3回"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントで敗退[5]、タッグ王座への挑戦のチャンスもなかった。次の王座獲得のチャンスが訪れたのは2024年1月4日の後楽園ホール大会で、ふりーWiFi(角田奈穂&乃蒼ヒカリ)の返上により空位となっていた王座をユキニキ(愛野ユキ&水波綾)と白昼夢辰巳リカ&渡辺未詩)とのノータッチルール採用による3wayマッチで争うが、遠藤が愛野にUBVを決められてピンフォールを許し、王座獲得に失敗した[6]。しかし、この大会の後に始まった第4回"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントでは、初戦(2回戦)でらく&原宿ぽむ組、準決勝で長野じゅりあ&宮本もか組に勝利して決勝に進出。2月10日に後楽園ホールで白昼夢を破って優勝し、タッグ王座への挑戦権を獲得[7]3月31日両国国技館大会『GRAND PRINCESS '24』でユキニキを破って、3度目の挑戦を実らせて第16代王者となった[8]

獲得タイトル

脚注

注釈

  1. ^ 鈴芽のデビュー戦は2019年8月25日の後楽園ホール大会、遠藤有栖のデビュー戦は2021年1月4日の後楽園ホール大会。
  2. ^ 鈴芽が11月27日生まれで、遠藤有栖が4月27日生まれ。

出典

  1. ^ Positive Chain”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2021年2月11日). 2025年3月29日閲覧。
  2. ^ “SKE48・荒井優希「本当に悔しいです」タッグ王座次期挑戦者決定戦で敗北…東京女子プロレス全成績”. スポーツ報知 (株式会社報知新聞社). (2022年3月27日). https://hochi.news/articles/20220327-OHT1T51085.html?page=1 2025年3月29日閲覧。 
  3. ^ “「この人じゃなきゃダメだ」東京女子プロレス遠藤有栖が「バディ」鈴芽との絆で手にしたタッグの頂点”. web Sportiva (集英社). (2024年7月13日). https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/fight/2024/07/13/post_27/ 2024年7月20日閲覧。 
  4. ^ “坂崎&瑞希のマジラビが鈴芽&遠藤を下しタッグ王座3度目の防衛。乃蒼&角田が5・3後楽園での挑戦に名乗り【東京女子プロレス】”. TOKYO HEADLINE. (2022年4月10日). https://www.tokyoheadline.com/615670/ 2025年3月29日閲覧。 
  5. ^ Kreikenbohm, Philip. “Futari Wa Princess Max Heart Tournament 2023”. Cagematch.net. 2025年3月29日閲覧。
  6. ^ “愛野ユキが水波綾とのコンビで涙のプリンセスタッグ王座戴冠「このベルトは特別なものなので、また持ててうれしい」【TJPW】”. TOKYO HEADLINE. (2024年1月5日). https://www.tokyoheadline.com/731180/ 2024年9月14日閲覧。 
  7. ^ 【東京女子】「でじもんはここで止まらない」鈴芽、遠藤有栖組がタッグトーナメント初制覇”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2024年2月10日). 2024年9月14日閲覧。
  8. ^ 【東京女子】鈴芽&遠藤有栖の”でいじーもんきー”が水波綾&愛野ユキを下してプリンセスタッグ王座奪取!「でじもんの名を刻めたのがうれしい」”. プロレスTODAY (2024年4月1日). 2024年9月14日閲覧。

 

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