たべっ子どうぶつ
たべっ子どうぶつ(たべっこどうぶつ)は、ギンビスが発売しているビスケット菓子で、同社のロングセラー商品のひとつ。 ただし、「たべっ子どうぶつ スナック」は名称通りスナック菓子になる。 概要動物を形どった一口サイズの薄焼きビスケット。卵不使用で、カルシウム・DHAが入っている。北海道産バター、カナダ産ハチミツやメープルを使用。 動物の絵柄と形は、哺乳類と鳥類、亀から成り立っており、その動物名の英語名が大文字で、片面(焼き目が付いた表面)にプリントされている[注 1]。 発売開始は1978年(昭和53年)といわれ[1]、発売当初からのパッケージイラストはイラストレーターのはらJINが担当。 当初は箱入りの「バター味」「のり味」の2種類だったが、現在では色々な種類がある。コラボ商品や期間限定パッケージでの販売もされる。2023年には発売45周年を記念して発売当時のパッケージを忠実に再現した「復刻版 たべっ子どうぶつ チーズ味」が期間限定で発売された。 1979年第18回モンドセレクション金賞受賞。それ以降もさまざまなレパートリーのものが同賞を受賞している。 2012年に発売された「たべっ子どうぶつ厚焼きビスケット保存缶」のパッケージには、防災頭巾やヘルメットをかぶった動物キャラクター[2]が描かれている。 海の生物(計47種類[公 1])を扱った姉妹品の「たべっ子水族館」(たべっこすいぞくかん)がある。 2016年、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 3rd Season『ダイヤモンドは砕けない』」 第22話において、本製品が忠実に描かれて公式に登場した[3][4]。 2019年にはギンビスが5月5日を「たべっ子どうぶつの日」に制定[5]。 2024年3月26日に初の公式パズルゲームアプリ『たべっ子どうぶつTime』をリリースした[6]。 2024年4月15日、発売45周年を記念して、作詞家の秋元康を総合プロデューサーに迎え、キッズ音楽ユニットを結成することを発表[7]。小学1年生から中学1年生を対象としたオーディションを実施し、2024年秋にビクターエンタテインメントからのメジャーデビューが決定した[7]。同年8月2日、「歌とダンスが大好きな9人の小学生」で構成された「たべっ子キッズ」が誕生し、9月24日、1stシングル『ツブウド・コッベタ』が発売された[8](たべっ子キッズについては後述)。 ビスケットの種類下記には、現在発売されていないものも含まれる。 コアラを含めた計47種類か18種類、またはコアラを含めない46種類の動物名がプリントされている商品に分類される。 冬季限定で「バター味」にチョコがコーティングされた「チョコビスケット」がある。 コアラが入らない、46種類
コアラを含めた、47種類 コアラを含めた、18種類のみが選抜
日本国外での販売世界20か国以上で販売されている[1]。 中国での商品名は愉快動物餅[11]とParty Animals[12]。現地で1998年から発売されている[13]。金必氏四洲食品(汕头)有限公司(Ginbis Four Seas Foods(Shantou)Co., Ltd.[12])による生産である。 「バター味」の他、2014年現在日本で販売されていない「のり味」[注 4]「あずき味」「バナナミルク味」「ココナッツ味」もある[13]。 書籍
劇場アニメ
『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』のタイトルで全国松竹東急系映画館ほかにて2025年5月1日より公開。 TBSテレビ・クロックワークス共同配給。アニメーション制作はマーザ・アニメーションプラネット。たべっ子どうぶつに描かれているキャラクターをモチーフとしたアニメ映画作品。監督は竹清仁、脚本は池田テツヒロ。主演はらいおんくん[15][16]。 キャスト
スタッフ
ムビチケカード(前売券)特典・入場者特典ムビチケカード特典
入場者特典
たべっ子キッズたべっ子キッズは、たべっ子どうぶつ発売45周年を記念し、秋元康総合プロデュースにより結成された9人の小学生による音楽ユニット[7]。 小学1年生から中学1年生を対象としたオーディションが実施され、小学1年生から小学6年生までの9人による男女混合ユニットが結成された[7][8]。 2024年8月2日、秋元が作詞するデビューシングル『ツブウド・コッベタ[注 6]』のリリースが発表され、9月24日のシングルCD発売に先駆け、8月20日にTikTokでの先行配信、9月4日に各音楽配信サービスでのリリースが決定した[8]。この曲は「たべっ子どうぶつ」初の公式パズルゲームアプリ「たべっ子どうぶつTime」の主題歌に決定している[8]。 総合プロデューサーの秋元康は、「プロデュースをお受けすることにした時に思ったのは、『子どもの頃に覚えた曲は、大人になっても、時々、口ずさんでいる』ということです。ですから、『たべっ子どうぶつ』のように、⻑く愛される歌を作ろうと思いました」とプロデュースの意図を語っている[19]。なお、秋元が小学生で構成されるユニットをプロデュースするのは、ねずみっ子クラブ以来、32年ぶりである。 メンバーメンバーの情報は、公式サイトによる[20]。
ディスコグラフィシングル
脚注
外部リンク |
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