さっぽろホワイトイルミネーション

さっぽろホワイトイルミネーション
Sapporo White Illumination
札幌テレビ塔前のイルミネーション
札幌テレビ塔前のイルミネーション
イベントの種類 祭り
通称・略称 ホワイトイルミネーション
旧イベント名 ホワイトイルミネーションさっぽろプラザ
開催時期 11月中旬から2月中旬
初回開催 1981年昭和56年)12月12日
会場 大通・駅前通・南1条通
主催 札幌市・社団法人札幌観光協会札幌商工会議所
後援 北海道・社団法人北海道観光振興機構・北海道新聞社朝日新聞北海道支社毎日新聞北海道支社読売新聞北海道支社日本経済新聞社報知新聞社北海道日刊スポーツ新聞社道新スポーツスポーツニッポンNHK札幌放送局HBCSTVHTBUHBTVhAIR-G'J:COM札幌
協力 北海道電力日本航空全日本空輸JR北海道日本旅行業協会・札幌四番街商店街振興組合
運営 さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会
大通会場への交通アクセス
最寄駅 札幌市営地下鉄大通駅西11丁目駅
駐車場
公式サイト
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さっぽろホワイトイルミネーションは、北海道札幌市大通公園駅前通南1条通にて1981年昭和56年)より11月下旬から2月中旬に開催されるイベント。

本項目では、大通公園2丁目会場他にて、11月下旬から12月24日(クリスマス・イブ)にかけて開催される、ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoについても説明する。

概要

札幌市の観光は、主に春・夏季に巡る札幌市時計台・大通公園・さっぽろテレビ塔などの観光スポット巡りと冬季の1950年昭和25年)より開会されたさっぽろ雪まつりが中心であった。そのようなイメージを払拭し、四季折々の札幌市を伝え、かつさっぽろ雪まつりへと繋ぐための晩秋・初冬のイベントとして、開始された。

1981年(昭和56年)12月12日、「ホワイトイルミネーションさっぽろプラザ」の名称にて大通公園の2丁目を会場として、装飾されたイルミネーションに取り付けられた1048個の電球が点灯し開幕した。その後、会場の規模を徐々に拡大させ、現在は、大通公園(1丁目から12丁目)、札幌駅前通(北5条から南4条)、南1条通(西1丁目から西3丁目)で開催される。

運営

開催会場

大通会場

大通公園(1丁目から12丁目)で開催される会場。1丁目会場では、11月下旬から2月11日(または2月12日)、さっぽろ雪まつり最終日までの約2か月半開催。2008年は、雪まつり後の3月31日まで開催されていた。2丁目から12丁目会場は、11月下旬から12月25日までの約4週間開催される。約1か月しか開催されないが、これは2月5日-11日(または2月6日-12日)にさっぽろ雪まつりの大通会場として開催されることに伴う撤去・準備期間となるためである。

1丁目会場

  • 愛のツリーSAPPORO会場
愛のツリーSAPPORO(あいのツリーサッポロ)は、1丁目(さっぽろテレビ塔前広場)にて通年開催される協賛イベント。協賛イベントとしては、2002年より開始。単独としては、1988年から開催されている。2009年(第29回)より正式会場「愛のツリーSAPPORO会場」となった[1]
「愛のツリー」とは、さっぽろテレビ塔前広場に設置されている3本の赤蝦夷松。1988年に、広尾町より贈られた2本を植樹し、その樹木にイルミネーション用の電球を装飾したのがはじまり。2002年に1本を追加植樹。2008年には、電球からLEDに変更された[2]。イルミネーションは、さっぽろテレビ塔展望台から望むとハート型「♡」に装飾されている。

2丁目会場

  • ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
ミュンヘン・クリスマス市は、11月28日から12月24日まで開催されるクリスマスマーケットドイツミュンヘン姉妹都市提携がきっかけにより2002年より毎年開催される協賛イベント。主にドイツの伝統料理・菓子・ケーキ類・土産物などを扱うが、長らくエカテリンブルク出身者によるロシアからの出店も定着・恒例化しており、2012年度からはリトアニアからの出店やインドからの出店(いずれもクリスマス風にアレンジ)が登場している。

駅前通会場

札幌駅前通の北5条(JR札幌駅)から南4条(すすきの)までの街路樹・中央分離帯にある樹木に装飾が施される。開催期間は、11月下旬から2月11日(または2月12日)、さっぽろ雪まつり最終日までの約2か月半。

南1条通会場

南1条通(札幌一番街)の西1丁目から西3丁目のイチョウ並木に装飾が施される。開催期間は、11月下旬から2月14日、バレンタインデーまでの約80日間。

  • アクセス:札幌市営地下鉄(大通駅)

点灯式・点灯時間

現在の点灯式の時刻は、16:30。点灯時間は、16:30-22:30まで。クリスマス期間中(12月23-25日)のみ24:00まで点灯する。因みにコンピュータ制御でおこなわれているため、点灯時間が終了の時刻になると、灯りが一斉に消える。因みに、2006年までの点灯時間は、16:00-22:00(12月31日24:00)であった。

歴史

  • 1981年 - 大通公園(2丁目)で初開催。
  • 1985年 - 自治省「都市景観賞」・札幌市「都市景観賞」を受賞。
  • 1986年 - 駅前通会場を新設。南大通〜南4条で開催。
  • 1988年 - 駅前通会場の増設。現在の駅前通会場の規模となる。
  • 1992年 - 大通会場の増設。現在の大通会場の規模となる。
  • 1996年 - 社団法人日本建築美術工芸協会「日本建築美術工芸協会特別賞」を受賞。

コラボレートイベント

以前は、エレクトーン奏者でのイベント・演奏会を行っていたが、2008年、札幌交響楽団コンサートマスターヴァイオリン奏者大平まゆみが。コラボレートミュージックとして選出され、エレクトーン奏者とのコラボ演奏を披露。2009年にさっぽろホワイトイルミネーション「ミュージックアンバサダー」に就任。2009年よりコラボレートソング企画として大通公園会場・イベント会場での楽曲の放送・ライブが実施される。また、コラボレートライブイベントが別会場にて開催される。

コラボレート一覧

2008年:コラボレートミュージック
2009年:コラボレートソング
2009年:コラボレートソング X'mas SPECIAL MUSIC GIFT

コラボレートライブイベント

エアジーワークスのWEBコンテンツ(Mono Globe)とのコラボ企画のイベント別会場にて開催される[3]

  • さっぽろイルミネーション : DJ TAMA a.k.a. SPC FINEST、韻牙ランド、momonakiコラボレートソングス ライブ(2009年12月22日、Apple Store札幌)

関連項目

脚注

外部リンク