こどもみるくぱふぇ
『こどもみるくぱふぇ』は2003年12月30日に同人ブランド私立さくらんぼ小学校が製作したアダルトゲームである。2007年にはCGをオールリメイクしたDVD版が発売されている。 概要前作シリーズである『おれのなつやすみ』に見られた萌えエロ路線に、ストーリー展開中に、女の子側の考えや心境変化などを見せる女の子視点を盛り込んだ作品内容となっている。この作品以降、女の子視点を盛り込む手法は同ブランドの定番となっており、中には『美香がんばる』のように全編女の子視点という作品も登場する。また、ストーリーのポイントではナレーションも入るようになっており、アニメ化された少女漫画を見ているかのような演出となっている。 さく小1周年を記念して豪華ブックレット仕様となっており、以降の作品でもブックレット仕様のものが見られる。 本作の攻略対象キャラクターの年齢設定はいずれも小5としており、苦魔鬼は本作のテーマである「大人の階段を一歩のぼった子どもたちの物語」としての説得力を持たせるために必要な年齢設定だと語っている[1]。 主題歌の『ミルク色のカスタード』は萌え電波ソングとしても知られている。 本作通常版は、10,000本の販売本数を記録したという[2]。 あらすじこの4月から大学生になった主人公。アパート住まいとなった主人公にやたらと優しい同じアパートのおばさんから、働きに出ている間、娘のお守りを任されてしまう。娘の愛ちゃんはエッチに興味のある御年頃で、何かにつけて主人公にエッチな誘惑を掛けてくる。 そんなある日のこと、愛ちゃんの同級生の彩ちゃんは、愛ちゃんと一緒に歩いている主人公に一目惚れ。愛ちゃんに聞くと、それは兄ではないけど彼氏でもないのだという。「お兄ちゃんは、愛と一緒に彩ちゃんが遊びに来るのを断ったりしない」と愛ちゃんに押し切られ、彩ちゃんも主人公のアパートに遊びに行くことに。 登場人物メインキャラクター
サブキャラクター
ゲームシステムゲームシステムは、一般的な選択型アドベンチャーとなっている。シナリオエンジンには『おれのなつやすみ2』で好感触をつかんだと語っている吉里吉里を使用。本作ではマップシステムは設けられていない。セーブデータは133x99サイズのBMP形式の画像となっており、セーブ時点の画面がサムネイルとして保存され、その中にセーブデータが埋め込まれる「サムネイル画像付栞データ」となっている。 CGモードや音楽モードは設けられておらず、回想シーンはパッチ適用によって使用可能となっている。回想シーンの選択画面は、画面の半分がシーン選択、残り半分がキャラクターの立ち絵となっており、再生する回想シーンの選択に応じて立ち絵部分の衣服が変化する「着せ替え観賞機能」として機能するようになっている。 スタッフ脚注
外部リンク
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