おいピータン!!
『おいピータン!!』は、伊藤理佐による日本の漫画作品。1998年から2018年にかけて、講談社のヤング・レディース向け漫画雑誌『Kiss』に連載。1998年No.13より[1]掲載された最初の数話はパイロット版的なもので、1999年No.21から2018年3月号[2]まで本格的に連載された。連載の途中、作者の産休により休載される期間があった[3]。同誌2018年5月号からは新作『おいおいピータン!!』が連載中[4]。2005年度、講談社漫画賞少女部門受賞作品[5]。 2022年1月8日から、『おいピータン!!』シリーズを中核原作としてドラマ化した『おいハンサム!!』が、東海テレビ・フジテレビ系「土ドラ」枠で放送された[6][7]。 また、ドラマ化した『おいハンサム!!』のスピンオフ企画として、『おいピータン!! ムービングコミック』が、東海テレビ公式Youtubeで2022年1月9日から2月12日にかけて全5話を配信された[8][9]。大森利夫役は日野聡[8]。 作風食べることが大好きで男気のある小太りのサラリーマン・大森利夫を中心に、彼の同僚や同じ町内を行き交う人々と食べ物に関するエピソードが基本的に一話完結のオムニバス形式で描かれる。本来伊藤が得意とする下ネタギャグは本作では意識的に封印されており、ほぼ無い。 タイトルは、担当編集者の発案によるもの。『おいピータン!!』を始める前の連載『いいようにはしないから』で先だって登場していた大森のあだ名が「ピータン」だったので、食べ物マンガということもあり、おいしいという意味もひっかけて『おいピータン!!』と決めた。伊藤理佐は反発し、それだったら『おいピーマン!!』のほうがいいと主張した(Kiss on Line:インタビューより)。なお、『いいようにはしないから』の話の一部は『おいピータン!!』の一部として第1巻に収められている。 書誌情報各巻には、大森の飼い猫クロを主役とした4コマ漫画「おいクロタン!」が巻頭カラーで収録されている。
スタッフ
脚注出典
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