うらなみ (護衛艦)
うらなみ(ローマ字:JDS Uranami, DD-105、ASU-7005)は、海上自衛隊の護衛艦。あやなみ型護衛艦の3番艦。艦名は「浦に寄せる波」に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦船としては神風型駆逐艦 (初代)「浦波」、吹雪型駆逐艦「浦波」に続き3代目に当たる。 艦歴「うらなみ」は、昭和30度計画1,700トン型警備艦1605号艦として、川崎重工業神戸工場で1957年2月1日に起工され、1957年8月29日に進水、1958年2月27日に就役し、横須賀地方隊に直轄艦として編入された。 1958年(昭和33年)3月16日、横須賀地方隊隷下に新編された第8護衛隊に「あやなみ」とともに編入。同年8月から海上自衛隊第2回目の遠洋練習航海に参加している。なお、遠洋練習航海には1960年(昭和35年)の第4回及び1968年(昭和43年)の第12回にも参加している。 1958年10月25日、第8護衛隊が第1護衛隊群隷下に編成替え。 1959年(昭和34年)4月1日、第1護衛隊群隷下に新編された第9護衛隊に「あやなみ」とともに編入。 1962年(昭和37年)から1963年(昭和38年)にかけての特別修理工事の際に装備の近代化工事も実施され、未装備であった電波探知装置(ESM)NOLR-1が後檣に装備、捜索用ソナーをOQS-14へ、攻撃用ソナーをOQY-2へ換装した。 1969年(昭和44年)3月15日、第9護衛隊が第3護衛隊群隷下に編成替え。 1971年(昭和46年)2月1日、第9護衛隊が護衛艦隊隷下に新編された第4護衛隊群隷下に編成替え。 同年、対潜攻撃能力強化工事が実施され、短魚雷落射機を撤去し、68式3連装短魚雷発射管を2基搭載。 1983年(昭和58年)3月30日、第9護衛隊が廃止となり、特務艦に種別変更され、艦籍番号がASU-7005に変更。呉地方隊に直轄艦として編入され、定係港が呉に転籍。 登場作品
参考文献
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