あの日のオルガン
『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(あのひのオルガン そかいほいくえんものがたり)は、久保つぎこによるノンフィクション。『君たちは忘れない 疎開保育園物語』(きみたちはわすれない そかいほいくえんものがたり)と題して1982年11月に草土文化より刊行された。太平洋戦争末期に空襲を避けて東京・品川の戸越保育所と東京・墨田の愛育隣保館の2つの保育所の保母11人、園児53人が埼玉県南埼玉郡平野村(現蓮田市)の無人寺・妙楽寺へ集団疎開した「疎開保育園」の実録を[1]、関係者への取材に基づいて克明に綴る。 『あの日のオルガン 疎開保育園物語』と改題して2018年7月20日に朝日新聞出版より再刊。『あの日のオルガン』と題して平松恵美子監督・脚本により映画化され、2019年2月22日に公開された[1]。 あらすじ
登場人物
書籍情報
映画
『あの日のオルガン』(あのひのオルガン)のタイトルで、2019年2月22日に公開された。文部科学省特別選定作品。 太平洋戦争中、東京・品川の戸越保育所と東京・墨田の愛育隣保館の2つの保育所の保母たちが園児と共に集団で埼玉県に疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話の映画化。山田洋次監督作品で共同脚本や助監督を務めてきた平松恵美子監督。戸田恵梨香と大原櫻子のダブル主演[3][4]。その他、保育士役には1000人を超えるオーディションから選ばれた女優陣が起用された[5]。 あらすじ(映画)
太平洋戦争末期の日本。東京・品川の戸越保育所と東京・墨田の愛育隣保館の2つの保育所では、保母たちが園児を避難させるために、疎開先を模索していた。子どもたちを手放したくない、安全なところに早く逃したいと親たちも意見が分かれる中、埼玉県に受け入れ先の寺が見つかる。 疎開をスタートさせたものの、毎日起こる問題の数々。励まし合って暮らすそんな彼女たちにも空襲の影が迫ってきていた。 キャスト
スタッフ
脚注
関連項目外部リンク
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