サザンスカイタワー八王子(サザンスカイタワーはちおうじ)は、東京都八王子市子安町に所在する高層ビル形態の複合施設。八王子駅南口とペデストリアンデッキで直結しており、高さは157.5m[2]、地上41階建て、地下2階[3][4]。多摩地域では最高層である[2][3][5]。2010年12月1日に全面開業した[3][4]。
9階以上を占める390戸[2]のタワーマンション「サザンスカイタワーレジデンス」を中心として、8階までは文化施設や公共機関、オフィス、店舗などが入っている。1階から3階の低層階はスーパーアルプスを核店舗とする商業棟。4階には八王子市役所の出張所「八王子南口総合事務所」[3][4]、4階から10階には八王子市民会館(J:COMホール八王子)が入居する[3][4]。5階から7階は業務オフィス[3][4]。屋上は通常、立ち入り禁止である[2]。
八王子駅南口地区市街地再開発組合によって建設された[3][4]。
概要
1991年5月[6]から、八王子市主導で八王子駅南口の再開発(八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業)が策定され、2008年1月[6]に着工。事業主は「八王子駅南口地区市街地再開発組合」。2010年11月に竣工し、翌月1日午前10時に全面開業[4]した。同時に建設されたペデストリアンデッキ「とちの木デッキ」で八王子駅と直結している。
サザンスカイタワー八王子の建設と並行して駅前広場の整備が行われ、八王子駅南口にもバスロータリーが新設された。またこの再開発事業によりセレオ八王子南館(核店舗はビックカメラ八王子店)が建設され「とちの木デッキ」で接続されている。
サザンスカイタワー八王子商業棟の核店舗は、計画段階では東急ストアが出店を予定し、1999年12月に出店に関する覚書を締結していた[7]。しかし2008年4月に突然、東急ストア側が一方的に出店計画を白紙撤回[7]。その後の交渉でも折り合いが付かなかったため、再開発組合は東急ストアの出店を断念した[7]。その結果、核店舗として八王子市に本社を置くスーパーアルプスが出店したという経緯がある[7]。
再開発組合は翌2009年、計画を白紙撤回した東急ストアに対し「損害賠償請求をすることにした。その手続きを顧問弁護士に依頼している」と述べていたが[7]、その後の展開は不明である。なお東急グループは、市の主導で八王子駅北口に建設された再開発ビル「八王子東急スクエア」からも撤退し、同施設は「八王子オクトーレ」に改称された[8][9][10][11]。
沿革
施設概要
フロア構成
- 地下1・2階:タイムズサザンスカイパーキング(地下駐車場)、地下駐輪場、バイク置場[4][24]
- 1階 - 3階:商業施設。テナントは2010年11月20日より順次開店[25]、同年12月1日全面開業[25]。
- 4階:八王子駅南口総合事務所[3][4]
- 2010年11月26日開設。これにより、同年11月25日をもって八王子北口のクリエイトホールにあった八王子駅前事務所が閉鎖された[27][28]。
- 4階 - 10階:八王子市民会館「J:COMホール八王子」
- 5階 - 7階:業務オフィス[4]
- 9階 - 41階:住居(住友不動産による高層分譲マンション「サザンスカイタワーレジデンス」)
脚注
関連項目
外部リンク