カイレン・テレル・パリス(Kyren Terrell Paris, 2001年11月11日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州コントラコスタ郡オークレー出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。
経歴
2019年のMLBドラフト2巡目(全体55位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はカリフォルニア大学バークレー校へ進学の予定であった[1]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。3試合に出場して打率.300、2打点を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。
2021年はルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・エンゼルス[2] 、A級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ(英語版)、A+級トリシティ・ダストデビルズ(英語版)でプレーし、3球団合計で47試合に出場して打率.267、4本塁打、25打点、22盗塁を記録した。
2022年はルーキー級アリゾナ・コンプレックスリーグ・エンゼルス、A+級トリシティ、AA級ロケットシティ・トラッシュパンダズでプレーし、3球団合計で105試合に出場して打率.241、12本塁打、42打点、33盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。
2023年、マイナーではAA級ロケットシティでプレーし、113試合に出場して打率.255、14本塁打、45打点、44盗塁を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のオークランド・アスレチックス戦にて「9番・遊撃手」で先発出場した[3]。この年メジャーでは15試合に出場したが、打率.100と振るわなかった。
2024年の5月22日の対ヒューストン・アストロズ戦でハンター・ブラウンからメジャー初本塁打を放った[4]。
プレースタイル
優れた身体能力を有し、俊足を売り物としている。打撃の粗さが課題とされるが、2022年7月を境に四球増など打席でのアプローチ面の向上が見られる[5]。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
二塁(2B) |
遊撃(SS) |
中堅(CF)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2023
|
LAA
|
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1.000 |
9 |
15 |
22 |
0 |
2 |
1.000 |
2 |
3 |
0 |
0 |
0 |
1.000
|
MLB
|
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1.000 |
9 |
15 |
22 |
0 |
2 |
1.000 |
2 |
3 |
0 |
0 |
0 |
1.000
|
背番号
脚注
関連項目
外部リンク