アンドリュー・ワンツ
アンドリュー・ハンター・ワンツ(Andrew Hunter Wantz, 1995年10月13日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウェイク郡ホリースプリングス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ傘下所属。 メディアによっては「ウォンツ」と表記されることもある。 経歴プロ入りとエンゼルス時代2018年のMLBドラフト7巡目(全体211位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズでプロデビュー。A級バーリントン・ビーズでもプレーし、2球団合計で18試合に登板して1勝2敗、防御率2.74、47奪三振を記録した。 2019年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズとAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、2球団合計で24試合(先発18試合)に登板して5勝9敗、防御率5.34、112奪三振を記録した。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年は5月のマイナーリーグ開幕からAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーした。7月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[1]、翌4日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー[2]。この年メジャーでは21試合に登板して1勝0敗、防御率4.94、38奪三振を記録した。 2022年は40人枠内の選手としてスプリングトレーニングに参加したが、3月30日に傘下AAA級のソルトレイク・ビーズに配属され、マイナーで開幕を迎えることとなった。その後メジャーに再昇格を果たす。6月26日のシアトル・マリナーズ戦ではオープナーとして出場して1番打者のフリオ・ロドリゲスに危険球を、4番打者のジェシー・ウィンカーに死球を投じ、これが引き金となって8人の退場者を出す大乱闘が起きた。この投球が故意死球とみなされ、試合後3日間の出場停止処分が下された[3]。 2023年はメジャーで27試合に登板して2勝0敗4ホールド、防御率3.89、33奪三振を記録した。 2024年は故障に泣かされ、メジャーでは僅か1試合の登板に留まり、勝敗ともになし、防御率6.75、3奪三振と、散々な成績に終わった。オフの11月4日にFAとなった。 レイズ傘下時代2025年1月2日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ(同日中にAAA級ダーラム・ブルズに配属)[4][5]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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