Wikipedia‐ノート:アクセシビリティ/2019年1月1日改訂案アクセシビリティでは、記事を読みやすく、ブラウズしやすくするために考慮すべきことを説明します。アクセシビリティについて考慮されたページは、視覚や色覚、四肢などの障害を持つ人たちにとっても利用しやすいだけでなく、一般の健康な人にも読みやすいものになるでしょう。 近年では、パソコンのみではなく、携帯電話やタブレットなどの小型端末などを使ってウェブサイトを読むことも一般的になっています。同時に、古くからある機器やソフトウェアによってウィキペディアを閲覧している人も沢山います。文章のみで閲覧するテキストブラウザの愛好者も存在します。さらに、サーチエンジンのbotや自然言語処理のプログラムからウィキペディア上の文章が理解されうる必要もあります。ウィキペディアを見るのに使用される装置やソフトウェアの環境、例えばウェブブラウザの種類・ウィンドウの大きさ、機種依存文字・表示可能な色・装置の性能、さらには装置に限らず印刷された用紙の紙幅なども様々に異なることに注意してください。障害のあるなしに関わらず全てのウィキペディアンにとって読みやすく、編集しやすい記事を執筆できるように、以下のガイドラインを考慮してください。 記事の構造→詳細は「Wikipedia:スタイルマニュアル」を参照
導入部導入部では必要な要素を以下の順番で提示します。曖昧さ回避のリンク(dablinks)、削除依頼タグ、メンテナンスタグ、Infobox、画像、ナビゲーションボックス(またはナビゲーション用テンプレート)、導入文、目次、そして最初の節のヘッダ、という順番です。 以下は、ウサギ[1]の冒頭から引用した例です。上記の順番になっていることを確認してください。 {{Redirect|兎|麻雀を題材にした漫画|兎-野性の闘牌-}} {{Redirect|うさぎ|漫画『[[美少女戦士セーラームーン]]』の登場人物|月野うさぎ}} {{告知|提案|大幅削除と内容の厳選について}} {{生物分類表 (一部省略) ... |名称 = ウサギ |画像=[[ファイル:Oryctolagus cuniculus Tasmania.jpg|250px|アナウサギ]] |画像キャプション = '''アナウサギ''' ''Oryctolagus cuniculus'' ... }} '''ウサギ'''('''兎''')は、'''ウサギ科'''に属する草食[[哺乳類]]の総称。 見出し→詳細は「Wikipedia:スタイルマニュアル (見出し)」を参照
見出しを読んだだけで節(セクション)の内容が分かるように、見出しを付けるべきです[2]。強調(''')を見出しとして使ったり、逆に見出しを強調として使わないでください[3]。 節の構造導入部の説明にもあったように、それぞれの節はある決まった構造を持ちます。 <!-- 正しいマークアップ --> == Foo bars == {{main|Foo bar}} {{cleanup-section}} [[ファイル:...|Typical Foo bar]] '''foo bar''' は... また、画像は関係した節の中に配置してください(節のヘッダや他記事へのリンク、タグなどの後です)。ヘッダの前には置かないでください。 解像度ウィキペディアの記事は、スマートフォンのように小さな画面や、低い解像度しかないディスプレイでも見られるようにすべきです。一般ユーザに影響を与えることなくサポートできる最低の解像度は1024×768と考えられます(年々大型化しています[4])。すべての記事はこの解像度で、水平方向のスクロールなしに読めなければなりません。1024×768の解像度では、画面の両側に画像や表が複数並んだ記事の閲覧には問題が生じることがあります。低い解像度しかない装置でも、段落を縦に引き伸ばしたり画像を違う位置へ移動させたりする機能を持つものもありますが、記事両側の同じ場所へ同時に画像や移動できるコンテンツを追加するときには注意してください。同様に、大きな表や画像も問題を引き起します。水平方向へのスクロールが避けられない場合もありますが、その時にも表を横へ広げるよりは、下へ伸ばして構築し直せないか考えてみてください。 文章
外国語日本語以外の語句には、{{lang}}テンプレートを用いてください[5]。
は、 Assemblée nationale (国民議会) と表示されます。 リンク
色→「Wikipedia:色の使用」を参照
色はウィキペディアの記事ではテンプレートと表で最もよく使われています。使用できる色についてはウェブカラーをご覧ください。 記事に色を使用する場合には、以下のようにアクセシビリティに留意しなければなりません。
ブロック要素箇条書き→詳細は「Help:箇条書き」を参照
リストに1行以上の改行を入れないでください。もしリストが1行以上離れてしまうと、HTMLのリストタグはそこで終わってしまい、改行の前と後が別のリストとして解釈されます[9]。 表→詳細は「Help:表の作り方」を参照
スクリーンリーダーや他のウェブブラウザは、表に含まれるデータをユーザが見やすい(あるいは聴きやすい)ように、一部のHTMLのテーブルタグを特別な方法で使うことがあります。 単にレイアウトのためだけに表を使うことは避けてください。 段組み閲覧環境に依らずに列数を固定した段組みは、横幅の狭い環境(スマートフォンなど)において可読性が損なわれる場合があるため、推奨されません。それぞれの閲覧環境に合わせられるよう、代わりに列幅を指定するなどしてください。 画像→詳細は「Wikipedia:スタイルマニュアル § 画像」、および「Wikipedia:画像の代替テキスト」を参照
動画と音声→詳細は「Help:音声・動画の作成と利用」を参照
記事の理解を助けるために、動画や音声が使われることがあります。この場合も、画像や色に関する注意と同様に、動画や音声が情報を得る唯一の手段とならないように注意してください。 アニメーション画像アニメーション画像のアクセシビリティを保証するためには下記のどれかを行う必要があります。 これは5秒以上のアニメーション画像が動画ファイルに変換の上で使用されるべきことを意味します(変換の仕方についてはconverting animated GIFs to Theora OGGをご参照ください)。 なお、発作を引き起こす恐れがあるため、1秒内に3回を超える閃光が出ないようにしてください[16]。 動画と音声動画と音声にはキャプションをつけることが推奨されます(やり方についてはcommons:Commons:Video#Subtitles and closed captioningをご参照ください)[17]。 耳の不自由な方にはクローズドキャプションを使う必要がありますが[18]、これは現時点では機能が整っておらず2012年にPhabricatorで要望が出されたままです。そのため、クローズドキャプションは現時点ではウィキペディア外でしか利用できません。 スタイルとマークアップについて一般的には、HTMLタグよりウィキテキストのマークアップを用いたほうが良いとされています。特に、<i>(イタリック)や<b>(太字)を文章の整形に使わないでください。それらの代わりに''や'''、または論理的なスタイルタグ(<em>、<code>や<strong>など)を使いましょう。もちろんこれには例外もあります。<u></u>は、たとえばクリックできないリンクの例を作るなどの利用方法があるかもしれません。<font>タグは記事に使わないほうが良いでしょう。そのかわりに、意味の違いを強調するためには、論理的なスタイルタグを使ってください。 HTMLタグを使用する場合でも、HTML5で廃止または非推奨化されたタグ、MediaWikiで使えないタグ[19]はできるだけ避けてください[20]。 スタイルシートやJavaScriptの制限された利用者への配慮ウィキペディアの記事は、CSSやJavaScriptを部分的にしかサポートしていない機器からもアクセスできるべきです。しかしそれと同時に、CSSやJavaScriptをサポートした最新のブラウザと、機能の制限されたブラウザで同じ体裁を整えようとするならば、多くのユーザにとって有用な機能を制限せざるを得ない、という事実も知っておくべきです。CSSやJavaScriptを使えない環境で、コンテンツが見えなくなったり、崩れてしまうような機能は使ってはなりません。これにはウィキペディア英語版のWikipedia:HiddenStructureのような機能によってテーブルの中身を隠す方法[21]や、また、ダイナミック・ナビゲーション・ボックスの畳み込みなどJavaScriptを使用できなければ内容が分からないような実装も含まれるかもしれません。しかし互換性を考慮するあまり一般的なユーザが不便を感じることのないように、機能に制約のあるブラウザへの考慮は「最低限読める」ということが確かなレベルで良いです。 これらの配慮に慣れておくために、大きな変更を起こす可能性のある編集の前には、JavaScriptやCSSを無効にしてテストすべきです。Mozilla Firefoxでは、WebDeveloperという拡張を用いれば簡単にテストできます。その他のブラウザでも設定で無効にできます。また、インラインCSSは、いくつかのブラウザ、メディア、XHTMLのバージョンによってはサポートされていないことに少し注意してください。 キーボード・ショートカット→詳細は「Help:キーボード・ショートカット」を参照
ウィキペディアにはキーボード・ショートカットが提供されています[22]。これらは無効にできます。 関連項目脚注
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