UCIプロツアー2007は、2007年3月11日のパリ〜ニースで開幕し、10月20日のジロ・ディ・ロンバルディアで閉幕した、国際自転車競技連合(UCI)が最上位ランクと位置づけるロードレースの2007年シリーズ戦。
概要
オーストラリアのカデル・エヴァンスが本年の同制度対象レースにおける優勝がないにもかかわらず、ツール・ド・フランス総合2位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合4位等の実績が光り、見事個人総合優勝を果たした。
ジロ・デ・イタリアの総合優勝以後、総合トップの座を維持してきたダニーロ・ディルーカは10月15日、イタリアオリンピック委員会(CONI)より、「オイル・フォー・ドラッグ」と言われるドーピング事件に関与している疑いがあるとして3ヶ月の出場停止処分を言い渡された[1]。これを受け、UCIは、ディルーカが獲得してきたポイントを剥奪。その結果ディルーカの順位は抹消された。また、別府史之が日本人選手として初めて同制度のポイント獲得者となり、205位となった。
チーム総合成績はチームCSCが見事3連覇を達成。国別成績はスペインが2連覇を果たした。
各レースの優勝者
- ※背景が色つきのものはグランツール。
- ※レースごとの詳細順位・ポイントランキングはUCIプロツアー公式サイト(英語)を参照のこと。
最終順位
個人総合
チーム
国別
脚注
関連項目
外部リンク