Transmission
Transmission(トランスミッション)はBitTorrentのクライアントである。フリーソフトウェア・オープンソースソフトウェアであり、MIT Licenseで配布されている。 非公式バージョンでは2008年3月3日にiOSバージョンがリリースされている[2]。 TransmissionはAndroidでも入手可能であり、Transdroidと命名されている[3]。このように、Transmissionはスマートフォンで動作可能。 尚、早期プレビュー版ながら公式でWindowsに対応。 特長Transmission (トランスミッション)を使うことで、ファイルのダウンロード・アップロードをインターネットから行うことができる。ユーザーはアイテムをドラッグアンドドロップすることにより、ダウンロード・アップロード用のキューを作ることができる。また、ファイル選択メニューから、それぞれのトレントアイテムが内含するファイルへの設定を調節することが可能である。 Transmission はシーディング(ダウンロードしたファイルを再びアップロードする機能)の機能も含む。 軽量Transmission のメモリー使用量は BitTorrent よりも少ない。[4] このプロジェクトは、複雑になりすぎない程度に機能向上を目的とし、シンプルで直感的にすることがすべての動作プラットフォームにおけるインターフェイスデザインの指針である。[5] 機能
macOS
対応OS公式非公式知名度2008年1月14日、人気のあるLinuxディストリビューション「Ubuntu」の既定のBitTorrentクライアントとして採用された[6]。2008年1月10日には、230,000ダウンロードを超え[7]、MacUpdateでダウンロードされる最も人気のあるBitTorrentクライアントでもある。 開発Daily Mac OS X版とソースコードのtarballsはここからダウンロード可能である。ディスカッションフォーラムでは、ユーザーサポート及び追加機能の要求が行える。また、IRCチャンネルが, #transmission, フリーノード上に存在する。 libTransmissionTransmissionのバックエンド (libTransmission) は、 Mac用クライアントシェアウェア、XtorrentやTransmissionデーモンにも基本的な機能を提供している。このデーモンはClutchと呼ばれるウェブフロントエンドをサポートしている。過去には、Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriots(PS3)[8]における基本アップデートシステムとして使用されたことがある、また、ImageShackにおけるBitTorrentサービスでのバックエンドを担っていた。libTransmissionはlibcurl、OpenSSL、libevent、miniupnpc/libnatpmp等のサードパーティーライブラリを使用している。 初期の批判バージョン 0.6.1は完全にはBitTorrentの仕様に沿っていなかったため、多くのプライベートトラッカーから接続を拒否される。この問題は2007年4月にリリースされたバージョン 0.70以降では解決している。 脚注
関連項目外部リンク
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