Tech Kids Grand Prix
『Tech Kids Grand Prix』(テックキッズグランプリ)は株式会社CA Tech Kidsと株式会社テレビ朝日[1]が主催する、小学生を対象にしたプログラミングコンテストである。通称「TKGP」。 2018年に第1回大会が開催され、決勝の様子はYouTubeで生配信される[2]。 主に国内外のIT企業が協賛[3]している。 2023年度大会の応募数は7,000件[4]を超え、日本国内では最大の小学生向けプログラミングコンテストである。 2023年度大会までは、CA Tech Kids単独主催だったが、2024年度はテレビ朝日との共同開催を決定している[5]。 概要大会の概要日本の小学校でのプログラミング教育が、2020年から必修化されることが決定し、2016年頃よりプログラミング教育事業者が増加した。「皆が目指したくなるようなコンテストを開催しよう、それをIT業界全体で盛り上げていこう」[6]という目的で、2013年からプログラミング教育を進めてきたサイバーエージェントグループの株式会社CA Tech Kids[7]が創設した。応募資格は「小学生であること」の一点のみで、プログラミングを用いて開発され、PCやスマートフォンで再現が可能な作品であれば、言語やプラットフォームを問わずに応募することができる。ただし、作品の再現にロボットや特殊なハードウェアが必要になる作品は提出することができない。 審査基準は、
の三点で、作品のみの評価を行うものではない。 小学生向けコンテストとしては異例の、賞金総額100万円が受賞者に贈られる。 また、主に自治体が主催する、地域の小学生を対象にしたプログラミングコンテストが、本大会の「地域連携コンテスト」として開催され、2023年度には28の大会が連携している。[8] 大会の変遷第1回大会(2018年度)[9]には、1,019件の応募があり、ゲーム部門6名と自由制作部門6名の計12名がファイナリストとして、渋谷ヒカリエでプレゼンを行った。それぞれの部門第1位から、決選投票で初代優勝者が決められた。 第2回大会(2019年度)[10]には、部門が撤廃され、すべての作品が同じ基準で審査された。前年比1.4倍の1,422件の応募があり、3次審査を突破した10名がファイナリストとして渋谷ヒカリエでプレゼンテーションを行った。 第3回大会(2020年度)[11]には、前述の「地域連携コンテスト」の開催が始まり、全国から2,189件の応募があった。第2回大会までは11月に渋谷ヒカリエで決勝が行われていたが、初めて12月に渋谷ストリームにて開催された。 第4回大会(2021年度)[12]には、3,122件の応募があり、12月5日(日)に渋谷ヒカリエにて決勝大会が開催された。 第5回大会(2022年度)[13]の開催が6月13日(月)に発表された。47都道府県を6つに区分した「エリア予選」が初めて実施され、決勝大会は2023年2月26日(日)に渋谷ヒカリエで開催された。 第6回大会(2023年度)[14]の開催が7月3日(月)に発表された。前回同様にエリア予選が実施され、決勝大会は2024年2月25日(日)に渋谷ヒカリエで開催された。 第7回大会(2024年度)[15]の開催が5月30日(木)に発表され、エリア予選が実施されること、本選決勝は2025年3月2日(日)に渋谷ヒカリエで開催されることが決定した。 歴代優勝者
脚注
外部リンク |
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