TWiki
TWiki は構造化ウィキの一種であり、連携基盤、ナレッジマネジメントシステム、文書管理システム、知識ベースその他の共有アプリケーションとして使われる。ブログにも使うことができる。ウェブコンテンツはインターネットやイントラネットを通してブラウザだけで共同で作成することができる。TWiki は、プログラミング経験のないユーザーでもウィキアプリケーションを作成でき、プラグインを使って機能を拡張できる。 概要TWiki は他のウィキと同様、共有ホワイトボードとして使うことができる。TWiki はまた単純な(プログラミング不要な)フォームベースのウェブアプリケーション作成にも利用できる。その他にもバージョン管理、細かいアクセス制御(全くアクセス制御しない使い方も可能)、構成変数、可変テキスト、トランスクルージョン、電子メール通知、RSS/Atom、埋め込み型検索、Server Side Includes、ファイルアタッチメントといった機能がある。 TWiki にはプラグインAPIがあり、260ものプラグインがある。データベースとのリンク、グラフ作成、タギング、表のソート、スプレッドシート作成、画像ギャラリー/スライドショーの作成、イラストレーション、ブログ、各種認証スキーマとのインタフェース、エクストリーム・プログラミングプロジェクト管理向け機能などのプラグインがある。 TWiki はテンプレートやテーマ、ユーザー毎のCSS設定によって見た目を変更できる。国際化と地域化(I18N)もよくサポートしており、各種文字セットや UTF-8 URL をサポートし、中国語、チェコ語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語といった言語でのユーザーインタフェースをサポートしている。 バージョン管理とアクセス制御リストを備えているため、TWiki は特に企業などのサイト(企業向けwiki)に適している(公式サイトによれば、2007年3月現在で約4万のサイトが利用している)。一方、他の機能により、インターネット上のウィキサイトにも使われている(同様に、約2万サイトで使われている)。TWiki はPerlで実装されており、GPL によりフリーかつオープンソースなソフトウェアとしてリリースされている。また、仮想アプライアンスとしても利用可能である。 主な機能
リリースTWikiを使うには、Perl、GNU diff、GNU grep が必要である。RCS は、Perl による代替品があるので、必須ではない。 括弧内は開発時のコード名を示している。
詳しくは公式サイト(外部リンク)参照。 TWiki.org コミュニティウィキtwiki.org のコミュニティウィキには TWiki とウィキ全般に関する約5万のページがある。
TWiki を使っている主な公共サイト
外部リンク
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