REC/レック
『REC/レック』(レック、原題:[Rec])は、2007年にスペインで公開されたホラー映画。R-15指定。キャッチコピーは「何が起こっても撮り続ける―」。 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』と同じく、全編ビデオカメラを用いた主観撮影によるモキュメンタリー作品で、本国スペインでは大ヒットを記録した。ハリウッドでもリメイク版が制作され、『REC:レック/ザ・クアランティン』(原題:Quarantine〈「隔離」の意〉)として2008年10月に公開された。 概要本作は感染を題材にしているが、単なる病原菌のウイルスではなく、古来よりの悪魔憑きの原因生物由来の感染症として描かれている。そのため、噛まれた者がゾンビのように他人を襲い噛み付くシーンが含まれるが、臓器を食べる要素は含まれない。悪魔憑きへの対抗手段として、聖水、十字架、神父の詠唱などが効果を持つ。 シリーズにおけるストーリーの基本的な時系列は、「1」→「2」→「4」である。「3」は「1」と同時期の別の場所とされ、「3」で「1」のニュース映像が流れる、「4」で「3」の唯一の生存者が登場する以外でストーリーはつながっていない。また、「3」に関しては前2作とは異なりバイオレンス・スプラッターが強く描かれ、ドキュメンタリー手法も序盤の30分程度となっている。 シリーズを通してウイルスの研究及び対処には政府、教皇庁が深く関わっているようだが、具体的な指揮系統までは明らかにされていない。 ストーリー
消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。 キャスト
シリーズ作品
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