RADIO BERRY WEEKEND REQUEST
RADIO BERRY WEEKEND REQUEST (レディオベリー ウィークエンドリクエスト)は、RADiO BERRYで土曜日の夕方に1994年の開局時から2000年まで放送されていた音楽リクエスト番組であり、電話・FAX・ハガキなどでリクエストを受け付けていた。 内容初期1994年のRADIO BERRY開局時からの番組である。平日朝帯の「RADIO BERRY BRIGHT MORNING」、平日夕方帯の「RADIO BERRY MUSIC TRANSFER」と並ぶ自主制作の看板生ワイド番組の一つとしてスタートした。 横浜エフエム放送で平日夕方の帯ワイド番組を既に担当していた当時若手DJ栗原治久を自主制作生放送のメイン出演者としては唯一社外から起用してのことであった。 開始当初はベイエフエムの「TOKYO BAYLINE 7300」に似た電話リクエスト曲を基本軸として最後にリクエストランキングを発表するといったオーソドックスなリクエスト番組形式を取っていた。 しばらくして共演の鹿島田千帆(社員アナウンサー)が降板し、栗原単独となるとリクエストという基本軸に変更はないものの次第に栗原の個性や豊富な音楽知識を活かした企画、リスナーを巻き込んだお遊び要素も増え、音楽・コミュニケーション・バラエティ番組として深化していく。 この過程で定期化したコーナーとしては「クラブミックスのコーナー」、「クイズ曲の差なんて!!」が代表例として挙げられる。前者は栗原による2台のターンテーブルを使ったノンストップミックスが披露されていた。 栗原の飾らないトークとリスナーコミュニケーションの組み合わせは盛り上がりを見せ、ニュース担当アナウンサーを巻き込んでの恋愛相談企画に繋がるなど柔軟なノリが人気を博していた。 このバラエティ路線は同局土曜夕方枠の色合いとして後々引き継がれることになる。 BGMにはドラムマシン、後にジャズ曲が使われていた。これはディレクターの好みの違いによるらしい。 主なコーナーコーナーの時期はそれぞれ異なる。コーナーのない時間帯は主にリクエスト曲とリスナーのメッセージや電話(生通話ないし留守電)を流す。
中後期改編期を前に突如降板することになった栗原に代わり、当時「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)で頭角を表していたアリtoキリギリス(石井正則、石塚義之)が2代目DJに就任。実際には栗原最終回のエンディングゲスト出演からスタートしている。アリtoキリギリスのDJ就任に伴い、リスナー用留守番電話の愛称が「花籠」から「虫籠」に変更されている。 アリtoキリギリスとしては初の冠レギュラー番組でボキャ天でもナレーションにて当番組出演が触れられたほど当時の芸能・放送業界では意外性をもって受け止められた。 リスナーからのネタハガキを募集するコーナーなどお笑い色の濃い内容となった。ハガキでネタを投稿し採用されたリスナーには官製はがきの裏にパーソナリティの似顔絵が書かれたものなどが送られた(イラストは「ミエノヒトミ」)。 アリtoキリギリスがパーソナリティーの際には、「体育祭(たいいくまつり)」や「文化祭(ぶんかまつり=お笑いライブ)」などを番組企画としてリスナー参加で行うなどした。 なお、石井が結婚発表をしたのもこの番組内である。 RADIO BERRY開局15周年記念特番「セレブレイト15」の企画として、2代目DJのアリtoキリギリスをパーソナリティに迎えて2008年12月6日に一夜限りの復活(ただし19:00-20:55の2時間枠)をした。 放送時間
パーソナリティ初代
2代目
3代目4代目関連項目
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