Peppermint(ペパーミント)とはUbuntuをベースとした軽量のLinuxディストリビューションの一つである。特徴的な点としてGoogleが開発するウェブブラウザChromiumを標準搭載している。
ローカルアプリも導入できるが、Googleが開発しているChromeOSのように、Webアプリとの連携も強い。
Peppermint 11からはDebianベースとなり、ウェブブラウザを搭載していない。[1]
特徴及び機能 (Peppermint 10 Respin以前)
- Chromiumが搭載されている。
- Webアプリとの連携が強い。この時、ChromiumはSite Specific Browser (SSB)として動作し、最適化されたデザインを提供する。
- メニューには、Googleのアプリを始め、多くのWebアプリへのリンクが登録されている。
- シンプルで高速なLXDE環境を採用。
- デスクトップにはシンプルで高速なLXDEを採用。
- 低スペックなパソコンでも使いやすくなっている。
特徴及び機能(Peppermint 11以降)
- DebianベースのLinuxディストリビューション
- Peppermint 10 RespinまではUbuntuをベースとしていたが、Peppermint 11ではDebian Bullseyeをベースとしている。
- デスクトップにXfceを採用
- Peppermint 10 RespinまではLXDEを採用していたが、1996年のリリース以来、進化・成熟していることからXfceを採用している。[2]
- ウェブブラウザの非搭載
- Peppermint 10 Respinまではウェブブラウザが標準搭載されていたが、Peppermint 11からはウェブブラウザが搭載されておらず、インストール後にWelcome to Peppermintからインストールするウェブブラウザを選択する必要がある。
脚注