Level-R
『Level-R』は、ハンガリーのInvictus Gamesが開発したオンラインレースゲーム。日本での(かつての)運営はゲームポットが行っていた。2010年サービス終了(後述)。 沿革(日本語版)
特徴最大8人がネットワークを通じて同時に対戦できるレースゲームで、グラフィックは3D方式である。 Invictus Gamesが開発した物理エンジンを使用しているため、車が何かに衝突・接触した時にダメージを受けると、車が壊れたり操作がしにくくなったりする。修理機能やコース復帰機能があるため、初心者やレースゲームが苦手な人にもプレイしやすい設計となっている。 対戦時の通信にP2P方式を採用しており、データを高速でやり取りすることで通信遅延を減らす工夫がされている。なお、クローズドβテスト以降はクライアント/サーバ方式も併用する形となっている。 コースには東京の丸の内や皇居周辺、丹沢山の山間部など実在の道路をモデルとしたコースもあった。 ゲームシステムオッズとレートともに車の性能とレースでの成績を数値化したもの。初期にオッズが導入される。車種とチューンアップの内容などで上下する。性能が良い車ほどオッズが高くなる。またレースで成績に応じても上下する(オッズが変動しないレースに設定することもできた)。大型アップデートによりオッズとともに車の性能を数値化したものとしてレートも併用されるようになった。対戦ルーム作成時に参加できるオッズの範囲を設定できる。 リペア(修理)車がダメージを受けた時に「Backspaceキー」(初期設定)を押すと、車がリペア(修理)される。回数制限はないが、修理時には強制的に速度が落ちてタイムロスに繋がるため、多用することはあまり好ましくない。 コース復帰車がコースから外れた時に「Rキー」(初期設定)を押すと、元のコース上に復帰できる。復帰時は停止した状態のため、リペア同様にタイムロスが発生する。 クルマレースで使用する車は、最初に四種類の中から一台を選択して所有でき、ライセンステストを受けたり、ショップで購入することで、新しい車を手に入れることができる。手に入れた車は、ショップで購入したパーツを装備したり、アップグレードを行うことで性能をアップさせることができる。 Level-Rシリーズ登場車種(各海外版含む)特に指定がない限り、各項目別で年式の古い順に並べている。 ゲームオリジナル~1989年
1990年代
2000~2005年
2006年以降
実在
パーツショップで購入したパーツを装備することで、車の外観を変えたり、性能を調整することができる。 パーツは「ボディ」「塗装」「パワー」「ハンドリング」に分かれる。 アップグレード所有している車をアップグレードすることで、高い性能を得ることができる。「アップグレード(軽量化)」と「最大出力向上」の二項目がある。 モードプラクティス一人で自由に走行できるモード。コースの下見や対戦前の練習などに使われる。 Virsus(対戦)モード最大8人でレース対戦をするモード。トップでゴールした人は、より多くのポイントを得ることができる。 トップがゴールした瞬間から15秒ほどで、まだゴールしていない車があってもレースは強制的に終了する。 Funモードレース以外で対戦するモード。 CTF(Catch The Flag(旗取り))モードやエクスプローラーモード、ドリフト、ドラッグモードがあった。 ミッションモード決められたコース・車・状態でプレイし、クリアするモード。 ミッションをプレイするときは、レッド・イエローキーが必要となる。 料金体系基本料金無料でゲームをプレイすることができるが、一部アイテムは購入時に課金が必要となる。 基本的に実車は課金、特殊アイテムなども課金設定され、やがて一部アップグレードアイテムも課金で購入できるようになった。 動作環境最低:Pentium 4 2GHz以上・メモリ512MB以上・Geforce 6600シリーズあるいはRADEON X700シリーズ以上 推奨:Pentium 4 2.5GHz以上・メモリ1GB以上・Geforce 7600シリーズあるいはRADEON X800シリーズ以上 不正対策クローズドβテストの途中から不正行為が目立ち始め、各コースのコースレコード上位が1秒未満で埋め尽くされるという事態に陥った。そのためクローズドβテスト途中よりnProtect GameGuardが導入され、またコースレコードのリセットも行われた。これにより不正行為は激減した。 海外版Level-Rの各国語版は、以下の通り数か国にて運営されている
外部リンク以下、すべてゲームまたは運営会社の公式サイト。
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